SAS SUM

【SAS】足し算。その2(SUM関数を用いた計算)

投稿日:2021年12月16日 更新日:

今回はSUM関数を用いた足し算について解説します。 

(前回は+演算子を用いた足し算について解説しました。⇒【SAS】足し算。その1(+演算子を用いた計算)


/* sum */
data data1;
  Id1=1111; Id2=1111; Id3=1111;
    output;
  Id1=2222; Id2=2222; Id3=2222;
    output;
  Id1=3333; Id2=3333; Id3=3333;
    output;
run;


data data2; set data1;
  Id4 = sum(Id1 + Id2 + Id3);	
run;

  • sumにより数字を足すことができる。

/* null */
data data1;
  Id1=1111; Id2=1111; Id3=1111;
    output;
  Id1=2222; Id2=2222; Id3=2222;
    output;
  Id1=3333; Id2=3333; Id3=.;
    output;
run;


data data2; set data1;
  Id4 = sum(Id1 + Id2 + Id3);	
run;

  • sumにより数字を足すことができる。
  • nullの変数を足してしまうと和もnullになってしまう。

/* "aaaa" */
data data1;
  Id1=1111; Id2=1111; Id3="aaaa";
    output;
  Id1=2222; Id2=2222; Id3="aaaa";
    output;
  Id1=3333; Id2=3333; Id3="aaaa";
    output;
run;


data data2; set data1;
  Id4 = sum(Id1 + Id2 + Id3);	
run;

  • sumにより数字を足すことができる。
  • 文字列型の変数を足してしまうと和はnullになってしまう。

-SAS, SUM

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【SAS】%MACROはマクロを定義することができる。その5 =を使うと数を渡す引数,数を受け取る引数を指定できる。【%MEND】

今回はマクロ引数に「=」を用いる方法について解説していきたいと思います。(事前に読んでおきたい記事:【SAS】%MACROはマクロを定義することができる。その3 マクロには引数を設定できる。【%MEN …

【SAS】SQLプロシージャはSQLを実行できる。

今回はSQLプロシージャについて解説します。 /* sql_1 */ data data1; Id1=1111; Id2=1111; Id3=1111; output; Id1=2222; Id2=2 …

【SAS】YYYY-MM表記にする方法【SUBSTR】【||】

今回はYYYYMMDD表記の年月日をYYYY-MM表記にしたいと思います。 結論:SUBSTRと||を使います。 (SUBSTR:【SAS】SUBSTR関数は文字列から指定した文字数分切り取る。 | …

【SAS】TRIM関数は文字列の連結時に末尾のスペースを除去できる。

今回はTRIM関数について解説します。 /* trim */ data data1; Id1=1111; Char1=”AA AA”; output; Id1=2222; Char1=” BBBB”; …

【SAS】MEANSも集計に便利(デフォルトで結果を出力)【NOPRINT】

今回はMEANSについて解説します。 似た文法でSUMMARYプロシージャがあります。 【SAS】SUMMARYは集計に便利 今回のMEANSプロシージャも集計を行うのですが、こちらはデフォルトで「結 …