私自身、フリーランスで働いているということもあり、
今回はフリーランスで働くメリット・デメリットについてご紹介します。
メリット
1.収入が増える可能性が大きい
IT企業で正社員として働いているケースで考えてみましょう。
常駐するシステム開発の単価報酬で利益を出す技術職がいる一方で、事務員や役員は直接利益を出す職種ではありません。しかし給与を社員全体に支払うため、技術職のメンバーが生み出した利益を会社が徴収し、分配するのです。
しかしフリーランスであれば、分配されることがないため、同じ条件でも収入が増えます。
筆者自身もフリーランスになったことで、労働条件はほとんど変わらないにも関わらず、会社員だった頃に比べて月収が約2倍になりました。
2.働き方が自由になる
会社員として働く場合は就業規則があるため、決まった時間に出勤し、決まった時間働かなければなりません。
しかしフリーランスであれば、特定の取引先が無い職種であれば稼働時間は自分の裁量で決められますし、1か月程度休むなんてことも可能です。特定の取引先がいる場合でも、契約内容等によりますが、交渉次第で融通は効くかもしれません。
満員電車の時間帯を避けられるのは魅力的と感じる人も多いと思います。
3.副業が可能になる
副業が禁止となっている会社がある一方で、フリーランスは確定申告の手続きを正しくすれば、数に制限無く副業が可能です。
日中はシステムエンジニアとして働く一方で、夜間や土日はブロガーとして投稿活動をすることも可能です。(筆者は現在このような働き方をしています)
組み合わせにより、収入を増やすことも不労所得を得ることも可能です。
一つのことに集中するよりも、複数のことに興味が移ったり、同時並行で物事を進めたりしたいタイプの人にはこのメリットが大きいかもしれません。
4.経費として節税ができる
会社員であれば、業種に関係があるものでも私物化する場合、経費にならない場合があります。
または経費として認められても最終的に会社の共有物になる場合もあります。
フリーランスであれば自分の裁量で業務に必要なものを経費で購入することができ、自分しかいないため、当然自分の所有物となります。そして売上から経費を差し引くことで課税額が少なくなります。
高性能なものをいつでも、自分の裁量で経費として購入することができるのは、仕事で有利になります。
経費として計上できるものは備品以外にもあります。詳しくは後日投稿したいと思います。
デメリット
1.収入が安定しない
会社員であれば、会社にいる限り仕事が割り振られ、固定で給与が発生します。失業保険もあるので退職しても、一定期間は収入があります。
一方でフリーランスは仕事が無くなった場合、即座に収入が0になります。失業保険もありません。
ローンを組む際、収入が不安定な点はマイナスとして評価される場合があります。
2.福利厚生が無い
会社員であれば、厚生年金、労災保険、健康診断など福利厚生としてありますが、フリーランスである場合、任意の年金制度に加入しない限り、基礎年金しかありません。加えて労災保険もなければ、健康診断も経費となりません。
時間的、金銭的リターンが大きい一方で、会社に守られていない分、自己責任でリスクも伴います。
3.公的手続きを自分で行わなければならない(確定申告、納税など)
会社員であれば会社が確定申告をし、税金も給与から天引きされているため、そうした手続きを意識する必要はありません。
一方でフリーランスでは自身で行う必要があります。手続きに時間を取られるだけでなく、手続きに必要なことも調べて知っておく必要があります。
今回はいかがでしたでしたか?
筆者の見解としてはフリーランスは収入が倍になる分、大変さも倍になると感じます。
会社員からフリーランスになる人がいる一方で、フリーランスから会社員に戻る人も一定数存在し、どちらが良いかはケースにより、一概には言えないと思います。
以上です。