&& SAS

【SAS】マクロ変数の&&について解説

投稿日:

今回はマクロ変数の&&について解説していきます。

(参考:%PUT 【SAS】%PUTステートメントは文字列をログに出力する。その1 | ビジネスイッチ (how-to-business.com)

比較の為、まずは通常のマクロ変数を記載します。


/* & */
%let yyyymm_1 = 202301;

%put &yyyymm_1.;
  • &yyyymm_1.を展開して202301とする。

続いて、&&を用いたパターン


/* && */
%let yyyymm_1 = 202301;
%let num = 1;

%put &num.;
%put &&yyyymm_&num..;

&&の役割としては、以下の2つ。

  1. &&を一旦スルーして次に出てくる&~.を展開する。
  2. 1の終了後、&&⇒&と読み替えて扱う。

動きを解説すると以下の様になります。

-&&, SAS

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【SAS】SUMMARYは集計に便利

今回はSUMMARYについて解説します。 /*正常形*/ data data1; 契約番号=”AAAAAA”; 会社コード=”02″; 請求金額=4999; output; 契約番号=”AAAAAA” …

【SAS】サブクエリについて解説

今回はSQLのfrom句にサブクエリを使用した場合の動きについて、解説します。 [from句] まずは通常のSQLプロシージャから。 /* サブクエリ(from句_1) */ data data1; …

【SAS】CALL SYMPUTは関数を用いてマクロ変数の代入ができる。

今回はCALL SYMPUTについて解説します。 /*その1*/ data data1; kyo = today(); run; today()は本日の日付をSAS日付で取得する。 /*その2*/ d …

【SAS】%SYSFUNC関数はデータステップの外でも関数を使えるようにする。その2(%LETステートメント中の挙動)

今回は%SYSFUNC関数について、%LETステートメント中の挙動に着目して解説します。 /* substr */ %let a = substr(123456789, 2, 4); data dat …

【SAS】列名と列ラベルの表示を切り替える方法【LABEL】

今回はデータセットにおける列名と列ラベルの表示を切り替える方法を解説します。 /* label */ data data1; attrib Id1 length = 8 label = “Id1111 …