INDEXC SAS

【SAS】INDEXC関数は文字列から特定の文字を探して位置を返す。

投稿日:2021年12月30日 更新日:

今回はINDEXC関数について解説します。


data data1;
  Id1="1111"; Id2="1111"; Id3="1111";
    output;
  Id1="2111"; Id2="2111"; Id3="2111";
    output;
  Id1="2211"; Id2="2211"; Id3="2211";
    output;
  Id1="2221"; Id2="2221"; Id3="2221";
    output;
  Id1="2222"; Id2="2222"; Id3="2222";
    output;
  Id1="3333"; Id2="3333"; Id3="3333";
    output;
run;

data data2; set data1;
  Id4  = indexc(Id1, "1" );
run;

  • INDEXCにより、第二引数を1文字ずつ分解し、文字が第一引数の何文字目に見つかったかを返す。
  • 見つからない場合は0。

/* indexc 12 */
data data1;
  Id1="1111"; Id2="1111"; Id3="1111";
    output;
  Id1="2111"; Id2="2111"; Id3="2111";
    output;
  Id1="2211"; Id2="2211"; Id3="2211";
    output;
  Id1="2221"; Id2="2221"; Id3="2221";
    output;
  Id1="2222"; Id2="2222"; Id3="2222";
    output;
  Id1="3333"; Id2="3333"; Id3="3333";
    output;
run;

data data2; set data1;
  Id4  = indexc(Id1, "12" );
run;

  • INDEXCにより、第二引数を1文字ずつ分解し、文字が第一引数の何文字目に見つかったかを返す。(1または2を探す)
  • 見つからない場合は0。

-INDEXC, SAS

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【SAS】FREQプロシージャは頻度集計とクロス集計をする

今回はFREQプロシージャについて解説します。 /* freq 頻度集計 */ data data1; 番号=”AAAAAA”; コード=”02″; 金額=1999; output; 番号=”AAAA …

【SAS】OPTIONS NOMPRINT NOSOURCEはログに出力されるソースコードを非表示にできる。

今回はOPTIONS NOMPRINT NOSOURCEについて解説します。 /*nomprint nosource_1 */ options nomprint nosource; data data …

【SAS】_NULL_は出力しないデータセット文を作るのに便利。

今回は_NULL_について解説します。 実は前回の記事で使用していた文法です。 【SAS】CALL SYMPUTは関数を用いてマクロ変数の代入ができる。 単元は分けた方が良いと思ったので、別記事として …

【SAS】足し算。その2(SUM関数を用いた計算)

今回はSUM関数を用いた足し算について解説します。  (前回は+演算子を用いた足し算について解説しました。⇒【SAS】足し算。その1(+演算子を用いた計算)) /* sum */ data …

【SAS】SAS日時値からSAS日付値に変換する方法【DATEPART】【DATETIME】【DATE】

今回はDATETIMEでSAS日時値を取得した後、SAS日付値に変換する方法について解説していきます。 (つまり、DATETIMEの値からDATEの値に変換する) (DATETIME:【SAS】DAT …