LOG NEW PRINTTO SAS

【SAS】PROC PRINTTO LOGはログをファイルとして出力する。【NEW】

投稿日:2022年3月25日 更新日:

今回はPROC PRINTTO LOGについて解説します。


/* log_1 */
proc printto log = "/home/xxxxxxxxxx/sasuser.log" new;
run;

data data1;
  Id1=1111; Id2=1111; Id3=1111;
    output;
  Id1=2222; Id2=2222; Id3=2222;
    output;
  Id1=3333; Id2=3333; Id3=3333;
    output;
run;

  • proc printto logによりそれ以降に実行したプログラムのログを指定したライブラリ内にファイルとして出力する。
  • newオプションにより、同名ファイルがある時、上書きする。(new無ければ追記)
  • 実行したプログラムのログタブを開いてもproc printto logのステートメントまでしか表示されない。

/*printtoの前にコードあるパターン*/
data data1;
  Id1="1111"; Id2="1111"; Id3="1111";
    output;
  Id1="2222"; Id2="2222"; Id3="2222";
    output;
  Id1="3333"; Id2="3333"; Id3="3333";
    output;
run;


proc printto log ="/home/xxxxxxxxxx/sasuser.v94/1234log" new;
run;


data data2;
  Id1="1111"; Id2="1111"; Id3="1111";
    output;
  Id1="2222"; Id2="2222"; Id3="2222";
    output;
  Id1="3333"; Id2="3333"; Id3="3333";
    output;
run;

1234.log内のキャプチャ
  • proc printto logによりそれ以降に実行したプログラムのログを指定したライブラリ内にファイルとして出力する。(data2はログファイルへ)
  • newオプションにより、同名ファイルがある時、上書きする。(new無ければ追記)
  • 実行したプログラムのログタブを開いてもproc printto logのステートメントまでしか表示されない。

/*2回に分けるパターン①*/
data data1;
  Id1="1111"; Id2="1111"; Id3="1111";
    output;
  Id1="2222"; Id2="2222"; Id3="2222";
    output;
  Id1="3333"; Id2="3333"; Id3="3333";
    output;
run;


proc printto log ="/home/xxxxxxxxxx/sasuser.v94/1234log" new;
run;

1234.log内のキャプチャ①(ソースの記載が無い)

/*2回に分けるパターン②*/
data data2;
  Id1="1111"; Id2="1111"; Id3="1111";
    output;
  Id1="2222"; Id2="2222"; Id3="2222";
    output;
  Id1="3333"; Id2="3333"; Id3="3333";
    output;
run;

1234.log内のキャプチャ②(data2のソースが記載される)
  • proc printto logによりそれ以降に実行したプログラムのログを指定したライブラリ内にファイルとして出力する。(①でログファイルは生成されるがソースの記載は無い、②のdata2はログファイルへ)
  • newオプションにより、同名ファイルがある時、上書きする。(new無ければ追記)
  • 実行したプログラムのログタブを開いてもproc printto logのステートメントまでしか表示されない。(①はログタブに表示されるが、②は表示されない。)

[メモ:続きを追記予定。]

-LOG, NEW, PRINTTO, SAS

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【SAS】SAS日時値をyyyymmddhhmmss形式にする。【PUT】【DATETIME】【DATEPART】【TOD】

今回はdatetime関数を使って、SAS日時値を取得した後、yyyymmddhhmmss形式に加工する方法を解説していきます。 (参考PUT:【SAS】PUTはSAS日付値をフォーマットを変換して表 …

【SAS】INTNX関数は指定期間の条件を満たす日付けを返す。その2

今回はINTNX関数について追加で解説します。 過去記事では INTNX関数 の使い方(引数3つ)について解説しました。⇒【SAS】INTNX関数は指定期間の条件を満たす日付けを返す。 | ビジネスイ …

【SAS】DATASETSプロシージャを使ってデータセットを削除する。【DELETE】

今回はDATASETSプロシージャを使ってデータセットを削除する方法について解説します。  /* delete; */ data data1; id1=”1111″; id2=”1111″; …

【SAS】SASで日付を扱う(年月日)【”d】 【YEAR()】【MONTH()】【DAY()】【MDY()】

今回は日付を用いた様々な操作について解説します。  /*”d*/ data data1; Id1 = ’03jan2022’d; run; ’03jan2022’d …

【SAS】WHEREステートメントはIFステートメントと同様に処理条件を設定できる。(分岐)

今回はWHEREステートメントについて解説します。 /* where */ data data1; Id1=1111; Char1=”AAAA”; output; Id1=2222; Char1=”B …