PUT SAS

【SAS】PUTは数値型を文字型に変換する

投稿日:2021年10月25日 更新日:

今回はPUTについて解説します。


/*数値8桁*/
data work.a;
  a = put(20061228, 8.);
run;

  • 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
  • 数値型20061228⇒文字型”20061228″になっている。
  • 8.で8桁入っている。

/*数値9桁*/
data work.a;
  a = put(200612288, 8.);
run;
  • 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
  • 数値型200612288⇒文字型”2.0061E8″になっている。
  • 8桁に収まらないので、指数表記になった(?)

/*数値7桁*/
data work.a;
  a = put(2006122, 8.);
run;

  • 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
  • 数値型2006122⇒文字型”2006122″になっている。
  • 8.で8桁まで入る。

/*文字列8桁*/
data work.a;
  a = put("20061228", 8.);
run;

  • 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
  • 文字型”20061228″⇒文字型”20061228″になっている。(?)
  • 8.で8桁まで入る。

/*文字列9桁*/
data work.a;
  a = put("200612288", 8.);
run;

  • 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
  • 文字型”200612288″⇒文字型”20061228″になっている。(?)
  • 8.で8桁まで入る。(最後の8は落ちる。)

/*文字列7桁*/
data work.a;
  a = put("2006122", 8.);
run;

  • 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
  • 文字型”2006122″⇒文字型”2006122″になっている。(?)
  • 8.で8桁まで入る。

/*日本語*/
data work.a;
  a = put("あいうえお", 8.);
run;

  • 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
  • 文字型”あいうえお”⇒文字型”あい�”になっている。(?)
  • 8.で8桁まで入る。
  • 数値ではない日本語には対応してないためか、文字化けしている。

/*数値+日本語*/
data work.a;
  a = put("123あいうえお", 8.);
run;

  • 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
  • 文字型”123あいうえお”⇒文字型”123あ�”になっている。(?)
  • 8.で8桁まで入る。
  • 数値ではない日本語には対応してないためか、文字化けしている。

/*変数1*/
data work.a;
  b = 7;
  c = put(b, 8.);
run;

  • 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
  • 数値型7⇒文字型”7″になっている。
  • 8.で8桁まで入る。
  • putの引数には変数を入れる事ができる。

/*best8桁*/
data work.a;
  a = put(20061228, best.);
run;

  • 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
  • 数値型20061228⇒文字型”20061228″になっている。
  • best.で最適化され、8桁入る。

/*best9桁*/
data work.a;
  a = put(200612288, best.);
run;

  • 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
  • 数値型200612288⇒文字型”200612288″になっている。
  • best.で最適化され、9桁入る。

/*best7桁*/
data work.a;
  a = put(2006122, best.);
run;

  • 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
  • 数値型2006122⇒文字型”2006122″になっている。
  • best.で最適化され、7桁入る。

-PUT, SAS

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【SAS】SAS日時値をyyyymmddhhmmss形式にする。【PUT】【DATETIME】【DATEPART】【TOD】

今回はdatetime関数を使って、SAS日時値を取得した後、yyyymmddhhmmss形式に加工する方法を解説していきます。 (参考PUT:【SAS】PUTはSAS日付値をフォーマットを変換して表 …

【SAS】INTCK関数は指定された区間に指定された単位を何回跨ぐか数える。

data data1; Id1 =intck(“YEAR”, ’31Dec2019’d, ‘1Jan2020’d); run; 2019/12/31~2020/1/1の間に年を何回跨ぐか数える。 /* …

【SAS】DROPはデータセットから変数を削除する

今回はDROPについて解説します。 (対比:KEEP 【SAS】KEEPはカラムの選択に使える。 | ビジネスイッチ (how-to-business.com)) /* drop_1 */ data …

【SAS】RENAMEの使い方を解説

今回はRENAMEの使い方を解説していきます。 (参考:【SAS】ATTRIBとRENAMEを同時に使うときの注意点 | ビジネスイッチ (how-to-business.com)) /* renam …

【SAS】NODUPはソート時に全ての変数における重複を削除する

今回はNODUPについて解説します。 前回NODUPKEYについて解説しました。 【SAS】NODUPKEYはソート時に重複を削除する 今回のNODUPは前回の文法の亜種という感じです。 /*nodu …