PUTC SAS

【SAS】PUTC関数は文字列に対して出力形式を指定して変換する。

投稿日:2022年3月4日 更新日:

今回はPUTC関数について解説します。


/* putc_1 */
proc format;
 value point "aaaa"='Low'
             "bbbb"='High';
run;


data data1;
  Id1=putc("aaaa","point");
run;
  • formatプロシージャにより”aaaa” = “Low”、”bbbb” = “High”とする「point」というルールを設定する。
  • putcにより”aaaa”をpointのルールに書き換えたい(?)。
  • value point ではエラーとなる。

/* putc_2 */
proc format;
 value $point "aaaa"='Low'
              "bbbb"='High';
run;


data data1;
  Id1=putc("aaaa","point");
run;

  • formatプロシージャにより”aaaa” = “Low”、”bbbb” = “High”とする「$point」というルールを設定する。
  • putcにより”aaaa”を$pointのルールに書き換える。
  • value $point で正常に動く。

-PUTC, SAS

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【SAS】INTCK関数を使って年齢計算をする。【PUT】【SUBSTR】【IF】

今回はINTCK関数を使って、年齢計算を行う方法について解説していきたいと思います。 併わせて読みたい記事 (INTCK:【SAS】INTCK関数は指定された区間に指定された単位を何回跨ぐか数える。 …

WORKライブラリをLIBNAMEで自動的に割り当てる方法を考察【PATHNAME】【%SYSFUNC】

今回はWORKライブラリをLIBNAMEで自動的に割り当てる方法を考察していきたいと思います。 workライブラリはlibnameを使ってlib_1のようにライブラリ名を割り当てる事ができます。 /* …

【SAS】SORTプロシージャはBYで指定した変数で並べ替える その1 昇順

今回はSORTプロシージャについて解説します。 /*sort1*/ data data1; id1=”1111″; id2=”1111″; output; id1=”1111″; id2=”2222″ …

【SAS】%SYSFUNC関数はデータステップの外でも関数を使えるようにする。その2(%LETステートメント中の挙動)

今回は%SYSFUNC関数について、%LETステートメント中の挙動に着目して解説します。 /* substr */ %let a = substr(123456789, 2, 4); data dat …

【SAS】FIRST, LASTは重複を削除しユニーク化する

今回はfirst, lastについて解説します。 /*first last1*/ data data1; 番号=”1111″; 日付=”20210331″; output; 番号=”1111″; 日付 …