今回はYYMMDDにフォーカスして解説します。
前回、PUT+DATE,YYMMDDにより、SAS日付値を日付形式に変換表示する方法を解説しました。
今回はどこまで表現できるのか、YYMMDDの可能性を考察していきたいと思います。
/* yyyyn4. */
data work.data1;
a=put(today(), yyyyn4.);
run;
- 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
- 数値型22581⇒文字型”23E3″になっている。
- yyyyn4でyyyy形式にはならず、22581が指数で表現されている。
/* mmddn4. */
data work.data1;
a=put(today(), mmddn4.);
run;
- 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
- 数値型22581⇒文字型”23E3″になっている。
- mmddn4でmmdd形式にはならず、22581が指数で表現されている。
/* yymm4. */
data work.data1;
a=put(today(), yymmn4.);
run;
- 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
- 数値型22581⇒文字型”2110″になっている。
- yymmn4でyymm形式になった。
/* yyyyddn6. */
data work.data1;
a=put(today(), yyyyddn6.);
run;
- 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
- 数値型22581⇒文字型”22581″になっている。
- yyyyddn6でyyyydd形式にはならず、22581が表現されている。
/* yyyymmn6. */
data work.data1;
a=put(today(), yyyymmn6.);
run;
- 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
- 数値型22581⇒文字型”22581″になっている。
- yyyymmn6でyyyymm形式にはならず、22581が表現されている。
/* yyyymmddn8. */
data work.data1;
a=put(today(), yyyymmddn8.);
run;
- 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
- 数値型22581⇒文字型”22581″になっている。
- yyyymmddn8.でyyyymmdd形式にはならず、22581が表現されている。
/* yymm4. */
data work.data1;
a=put(today(), yymm4.);
run;
- 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
- yymm4でエラーとなった。(yymm6.なら処理が通るかも?)
/* yymmdd10. */
data work.data1;
a=put(today(), yymmdd10.);
run;
- 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
- 数値型22581⇒文字型”2021-10-28″になっている。
- yymmdd10.でyyyy-mm-dd形式になっている。
- デフォルトだと区切り文字に「-」が入る。
/* yymmdds10. */
data work.data1;
a=put(today(), yymmdds10.);
run;
- 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
- 数値型22581⇒文字型”2021/10/28″になっている。
- yymmdds10.でyyyy/mm/dd形式になっている。
- sだと区切り文字に「/(slash)」が入る。
/* yymmddp10. */
data work.data1;
a=put(today(), yymmddp10.);
run;
- 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
- 数値型22581⇒文字型”2021.10.28″になっている。
- yymmddp10.でyyyy.mm.dd形式になっている。
- pだと区切り文字に「.(period)」が入る。
/* yymmddb10. */
data work.data1;
a=put(today(), yymmddb10.);
run;
- 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
- 数値型22581⇒文字型”2021 10 28″になっている。
- yymmddb10.でyyyy mm dd形式になっている。
- bだと区切り文字に「” “(space)」が入る。
/* yymmddc10. */
data work.data1;
a=put(today(), yymmddc10.);
run;
- 数値型⇒文字型への変換はputを使う。
- 数値型22581⇒文字型”2021:10:28″になっている。
- yymmddc10.でyyyy:mm:dd形式になっている。
- cだと区切り文字に「:(colon)」が入る。