!! SAS SUBSTR ||

【SAS】YYYY-MM表記にする方法【SUBSTR】【||】

投稿日:2023年3月26日 更新日:

今回はYYYYMMDD表記の年月日をYYYY-MM表記にしたいと思います。

結論:SUBSTRと||を使います。

(SUBSTR:【SAS】SUBSTR関数は文字列から指定した文字数分切り取る。 | ビジネスイッチ (how-to-business.com)

(||:【SAS】||(!!)は文字列の連結ができる。【結合】 | ビジネスイッチ (how-to-business.com)

YYYYMM表記であれば、put(○○,yymmn.)で簡単に作れるのですが、

(PUT:【SAS】PUTはSAS日付値をフォーマットを変換して表示する【DATE】【YYMMDD】【DATETIME】【TIME】【TOD】 | ビジネスイッチ (how-to-business.com)

ハイフン付(YYYY-MM)はputによる日付変換では作成できません。


/* yymmn */
data data1;
  id1 = "20230326";
run;

data data2; set data1;
  id2 = input(id1, yymmdd8.);
  id3 = put(id2, yymmn.);
run;

/* yymm */
data data1;
  id1 = "20230326";
run;

data data2; set data1;
  id2 = input(id1, yymmdd8.);
  id3 = put(id2, yymm.);
run;

/* yymmdd6 */
data data1;
  id1 = "20230326";
run;

data data2; set data1;
  id2 = input(id1, yymmdd8.);
  id3 = put(id2, yymmdd6.);
run;

/* substr */
data data1;
  id1 = "20230326";
run;


data data2; set data1;
  id2 = substr(id1, 1, 4);
  id3 = substr(id1, 5, 2);
  id4 = compress(id2||"-"||id3);
run;

なお、YYYY/MM表記でもSUBSTRと||を用いる必要があります。


/* substr_2 */
data data1;
  id1 = "20230326";
run;


data data2; set data1;
  id2 = substr(id1, 1, 4);
  id3 = substr(id1, 5, 2);
  id4 = compress(id2||"/"||id3);
run;

-!!, SAS, SUBSTR, ||

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【SAS】SASで良く使うテクニック。その4 「参照元のトレース」~データセットの差分がある箇所を探すのに便利~【Excel】

今回はSASで良く使うテクニックということで、データセットの差分がある箇所を探すときは「参照元のトレース」が役に立つ理由を解説していきます。 (参考:【SAS】SASで良く使うテクニック。その1 Ex …

【SAS】足し算。その2(SUM関数を用いた計算)

今回はSUM関数を用いた足し算について解説します。  (前回は+演算子を用いた足し算について解説しました。⇒【SAS】足し算。その1(+演算子を用いた計算)) /* sum */ data …

【SAS】INTCK関数を使って年齢計算をする。【PUT】【SUBSTR】【IF】

今回はINTCK関数を使って、年齢計算を行う方法について解説していきたいと思います。 併わせて読みたい記事 (INTCK:【SAS】INTCK関数は指定された区間に指定された単位を何回跨ぐか数える。 …

【SAS】DATASETSプロシージャを使ってデータセットを削除する。【DELETE】

今回はDATASETSプロシージャを使ってデータセットを削除する方法について解説します。  /* delete; */ data data1; id1=”1111″; id2=”1111″; …

【SAS】FORMATステートメントは文字列の出力形式を変換する。

今回はFORMATステートメントについて解説します。 /* format */ data data1; Id1=111111; output; run; data data2; set data1; …