大学に通っていると、無事に卒業する人、何年か留年して卒業する人、中退していく人など幾つかの「エンド」が存在します。
その中でも今回は大学を中退していく人たちについて記事にします。
もちろん、大学在籍中に何かやりたい夢などがあって、ポジティブな理由で中退する場合もあると思います。
今回の記事は、ネガティブな理由で中退するケースに注目します。
「大学を卒業したいけど、無事に卒業できるか不安だ。」
「無事に卒業したいが、注意すべき点が知りたい。」
今回はこのような方向けの記事です。
[目次]
1.バイトエンド
一つ目に紹介するのはバイトにのめり込んで中退していくケースです。
大学生がお金を得る手段、それがバイトです。
学費や生活費、交際費などの費用を捻出するために多くの大学生がバイトをすると思います。
やがてバイトが楽しくなっていき、メインが大学で単位を取ることから、バイトに移っていく人も多いと思います。
ただし、ここで注意するべきなのは、大学生と社会人の労働に対する評価は違ってきます。
大学生の時給は1000円くらいですが、社会人の場合は月160時間労働で18万円もらっていた場合、時給1125円になります。
180000 ÷ 160 = 1125
これだけでは小さい差かもしれませんが、バイトを4年間継続しても時給が劇的に変わるとは考えにくいです。
一方で、社会人の場合は勤続年数での昇給に加え、資格手当、さらには残業をすると割り増しで手取り額が増えます。
また、社会人の場合は職歴として、勤続年数が履歴書に残りますが、バイトの場合には4年努めても、数カ月で辞めても職歴にはなりません。
注意すべきバイトの特徴はいくつかあります。
- 深夜まで続くバイト
理由としては、昼夜逆転まではいかないまでも、朝の講義に弱くなるというのがあります。
- 出勤回数が多いことが求められるバイト
単純に勉強する時間が少なくなっていくので大学生活で疲弊していきます。
もっとヤバイのが、講義に出る回数が少なくなれば、得られる情報が少なくなっていき、孤立状態になっていきます。
また、物理的な時間だけでなく、精神的なゆとりが無くなっていくことも問題です。
このような状況に陥らないための回避策としては以下の3点くらいだと考えています。
- 奨学金を借りて、バイトをしなくても良い状況を作る。
- 先ほどの注意すべきバイトを避ける。(募集内容だけでは、注意してもエンカウントしてしまう可能性があるため、短期のバイトを応募するか、信頼できる人から紹介してもらうなどが有効だと思います。)
- 楽な単位を取っていく。(バイトが苦しいなら、講義のウエイトを下げる。ただし、この戦法が通用するのは一般教養まで、所属学部の専門科目で必修か選択必修だとするとこの作戦で避けることはできない。)
社会人が仕事を止めると無職になるが、大学生がバイトを止めても大学生という肩書が残るので、バイトを辞める事自体はあまり悲観しなくても良いと思います。
2.仮面浪人エンド
二つ目が仮面浪人エンドです。
成功すれば儲けものですが、留年すると孤立状態になり、さらに仮面浪人だったことで講義も出ていないため、同期すら話掛けづらい状態になります。
そうなると保険のつもりで入ったはずの大学なのに、その大学の卒業すら危うくなってしまいます。
こちらに関しては、回避策とか無く仮面浪人しない他は無いという感じです。
純粋に浪人するか、大学に通いながら資格などの実績を重ねた方が現実的かなと思います。
3.人間関係エンド
三つ目に挙げるのが、人間関係エンドです。
仕事に限らず、大学生にも人間関係のトラブルは付き物です。
授業、サークルもしくは部活などで人間関係のトラブルが起こる可能性があります。
授業では、ペアで授業を取っていく必要があるものは、地獄です。
必修、ペアを自分で選択できない、ペアが変更できない場合は詰みます。
部活に関しては縦社会的な性格が強いケースが要注意です。
個人的には、なるべくゆるいサークルに入ってほしいです。
ゆるい方が楽しいと思いますし、インフォーマルの方が緊張が無い分、談笑を含めて有益な情報が回ってくると思います。
違和感を感じたら、すぐ辞めると良いと思います。
関わりが深くなってしまうと辞めにくくなり、辞めた後も尾を引くかもしれません。
大学での部活やサークル等は辞めても、経歴に傷は入らないです。
自分を厳しく律するなら、講義や資格の勉強、スキルの習得などで自分に厳しくした方が社会的には評価されやすいと思います。
人間関係については以下の記事でも触れています。
今回の記事は以上です。
なお、高卒と大卒どちらが良いのか以下の記事で考察しています。