以前、不平不満は良くないという内容で記事を書きました。
しかし、適切な行動によって有効活用することができるという内容で今回、記事にしました。
[目次]
1.不平不満は口にしすぎていると損をする
過去記事でも述べた通りですが、不平不満は口にしすぎていると損をします。
不平不満を口にする行為は他責思考で物事を認識していることになり、自分のプライドを現状維持のまま保つことになるため、非常に楽です。
自分が頑張っているのに、周囲が「愚痴」で簡単に片付けているところを見ると、「今頑張っている自分って一体、何なんだろう」と軸がブレることになります。
そのような環境下では、自分も他責思考という甘い毒に少しずつ浸かってしまいます。
周囲が楽をしている状況下で人は頑張ることができません。
また、不平不満を口にしすぎている人と一緒にいることで批判の対象になる可能性もあります。
不平不満は自分が成長する機会を失うことになり、嫌煙される原因にもなります。
2.不平不満はアイデアの種でもある
不平不満は良くないみたいなことを書いてきましたが、同時に不平不満はアイデアの種でもあります。
何故なら、不平不満は解消すべき問題でもあるからです。
他の人も思っている内容なら共感されやすいです。
この場合、その環境下で改善が求められている点という解釈もできます。
3.ポイントは実行すること
不平不満を有効活用するにはどうすれば良いのでしょうか。
答えとしては実行に移すことだと考えています。
居座ったまま環境を変えるというのは、その環境にいる人全員を背負って次のステージに押し上げるイメージだと思っています。
そのため、居座ったまま環境を変えるというのは何倍、何十倍も労力が掛かかるかとおもいます。
こういった理由から自分ではなく周囲の環境を変えるのはとても難しいと言え、愚痴や不満は口にすれば周りのモチベーションを下げる結果に終わります。
一方で実行に移せば行動力のある人になることができます。
自分が次のステージに上がった方が身軽な分、結果に結びつくのが早くなります。
具体例を幾つか挙げて考えてみると分かりやすいと思います。
職場が合わない場合
悪い例(実行を伴わない例)としては同僚などに愚痴を言うなどが考えられると思います。
良い例(実行を伴う例)としては上司に相談したり、転職したり、またはフリーランスになって環境に左右されにくい生き方をするなどが考えられると思います。
実家の居心地が悪い場合
悪い例(実行を伴わない例)としては衝突しやすい状態のまま放置することだと思います。
良い例(実行を伴う例)としては日中は外出する、一人暮らしをするなどが考えられると思います。
少しハードルが高いかもしれませんが、愚痴を「あるある」としてブログやYouTubeのような情報発信として昇華させるという方法もあると思います。
愚痴は口にしただけでは1円にもなりませんが、情報発信にすることで共感されやすいテーマなら広告料として回収できます。
本来はネガティブであるモノから、有益なコンテンツが生まれるので、これはものすごく良い循環になるかもしれません。
今回の記事は以上です。