今回は統一教会について解説していこうと思います。
安倍晋三元首相の銃撃事件から1か月あまり、犯行を行った山上哲也容疑者の犯行動機ということで、
現在、統一教会が方々から叩かれている状況となっています。
- 報道番組(参考:https://youtu.be/LEt3jVd6hlI)
- ひろゆき氏(参考:ひろゆき(@hirox246)さん / Twitter)
- Youtuber(参考:https://youtu.be/pFevi_EN4IE)
元々、反マスク活動をしていたコロアキ氏も、ほぼ全裸で統一教会に突撃していました。(参考:https://youtu.be/1Nd5-MdfFAk)
Youtube内に統一教会の集会動画(参考:https://youtu.be/LEt3jVd6hlI?t=76)が有ったので見ましたが、
宗教やマルチの集会って熱量がすごいですよね。
まるでライブ会場のような熱気で
「みんな仲間、仲間~」
「〇〇先生すごーい!」
みたいな謎の一体感があります。
統一教会と政界の癒着が問題視されていますが、
宗教団体と政治関係者が繋がることで、互いにメリットがあります。
まず、政治家にとってのメリットは
- 政治家にとっては、無償で政治活動を手伝って貰える。
- 票の割り振りが期待できる。(参考:https://youtu.be/LEt3jVd6hlI)
一方で、宗教団体にとってのメリットは
- 政治家を後ろ盾にできる。(ネームバリューを借りたり、権威性を示せる。)
といったように、互いにとって大きなメリットが生じます。
過去にも、宗教団体が政界に介入する場面がありました。
オウム真理教は麻原影晃を党首として、真理党を結成しました。
幸福の科学は、幸福実現党を今でも推しています。
しかし、いずれも政治にほとんど関与できていないのが現状です。
ところが、今回の統一教会に関しては、報道されているように政治関係者と繋がりが見られます。
統一教会だけ何故、政治に浸透できているのか?
それはオウム真理教や幸福の科学と異なり、
統一教会だけ決定的な違いがあるからです。
それは、”自分たち自身は政界に進出しない”という点です。
オウム真理教も幸福の科学も、党を立ち上げ自分たちが出馬しています。
一方で、統一教会は党を立ち上げていません。
何故、この違いが重要なのかと言うと、
オウム真理教と幸福の科学は党を立ち上げたことで、他の政治家と投票数を食い合う、競合他社のような、政治家と敵対するような立ち回りなのに対し、
統一教会は選挙活動の支援、票の割り振りといった、政治家と協力関係が築けています。
どちらの方が政界に受け入れられるかは、明確です。
オウム真理教と幸福の科学は献金による資金源の確保以外に、自己顕示の部分が入ってきています。
それに対し、統一教会はあくまで献金狙いに集中していて、自身が政治に立ち入らないことで、
逆説的に政治界隈に浸透できている構図です。
今後も統一教会の動きに注目していきたいです。