ARRAY OF SAS SUM

【SAS】ARRAYステートメントは配列を設定することができる。

投稿日:2021年12月19日 更新日:

今回はarrayステートメントについて解説します。


/* array */
data data1;
  array hairetsu(3) Id1 Id2 Id3;
  hairetsu(1) = 1111;
  hairetsu(2) = 2222;
  hairetsu(3) = 3333;
run;

  • arrayにより配列を設定できる。
  • 配列要素に値を代入すると、変数に値が入る。

/* hairetsu(1) + hairetsu(2) + hairetsu(3) */
data data1;
  Id1=1111; Id2=1111; Id3=1111;
    output;
  Id1=2222; Id2=2222; Id3=2222;
    output;
  Id1=3333; Id2=3333; Id3=3333;
    output;
run;


data data2; set data1;
  array hairetsu(3) Id1 Id2 Id3;
  Id4 = hairetsu(1) + hairetsu(2) + hairetsu(3);
run;

  • arrayにより配列を設定できる。
  • set由来の変数名と同じ場合、値を引き継ぐことができる。

/* sum(of hairetsu(*)) */
data data1;
  Id1=1111; Id2=1111; Id3=1111;
    output;
  Id1=2222; Id2=2222; Id3=2222;
    output;
  Id1=3333; Id2=3333; Id3=3333;
    output;
run;


data data2; set data1;
  array hairetsu(3) Id1 Id2 Id3;
  Id4 = sum(of hairetsu(*));
run;

  • arrayにより配列を設定できる。
  • set由来の変数名と同じ場合、値を引き継ぐことができる。
  • sum(of hairetsu(*))により、全ての要素に対して計算が行われる。

/* {} */
data data1;
  array hairetsu{3} Id1 Id2 Id3;
  hairetsu{1} = 1111;
  hairetsu{2} = 2222;
  hairetsu{3} = 3333;
run;

  • arrayにより配列を設定できる。
  • 配列要素に値を代入すると、変数に値が入る。
  • 括弧はたぶん何でも良い。

-ARRAY, OF, SAS, SUM

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【SAS】PUTはSAS日付値をフォーマットを変換して表示する【DATE】【YYMMDD】【DATETIME】【TIME】【TOD】

今回もPUTについて解説します。  前回、PUTは数値型⇒文字型への変換ができると解説しました。(参考:【SAS】PUTは数値型を文字型に変換する | ビジネスイッチ (how-to-bus …

【SAS】SAS Studio上でカラムの順番を変える方法

今回はSAS Studio上でカラムの順番を変える操作について解説します。 ちなみにカラムの出力順をプログラムで制御する方法は過去の記事で解説しています。(参考:【SAS】FORMATはカラムの出力順 …

【SAS】”nは本来使用できない文字を使用可能にする。その2 SQLのSELECT文

今回も”nについて解説します。 (前回:【SAS】”nは本来使用できない文字を使用可能にする。 | ビジネスイッチ (how-to-business.com)) (参考:Solved: what th …

【SAS】FREQプロシージャは頻度集計とクロス集計をする

今回はFREQプロシージャについて解説します。 /* freq 頻度集計 */ data data1; 番号=”AAAAAA”; コード=”02″; 金額=1999; output; 番号=”AAAA …

【SAS】ATTRIBによる形式変換とPUTによる形式変換の違いを解説

今回は、ATTRIBによる形式変換とPUTによる形式変換の違いを解説します。 結論:ATTRIBは入力項目が数値型、文字列型どちらにも対応できるが、    PUTは入力項目が数値型の時しか使えない。 …