FREQ SAS

【SAS】FREQプロシージャは頻度集計とクロス集計をする

投稿日:2021年11月28日 更新日:

今回はFREQプロシージャについて解説します。


/* freq 頻度集計 */
data data1;
  番号="AAAAAA"; コード="02"; 金額=1999;
    output;
  番号="AAAAAA"; コード="05"; 金額=2000;
    output;
  番号="BBBBBB"; コード="06"; 金額=2400;
    output;
  番号="BBBBBB"; コード="04"; 金額=1300;
    output;
  番号="BBBBBB"; コード="05"; 金額=4000;
    output;
  番号="CCCCCC"; コード="05"; 金額=5555;
    output;
run;

proc sort data=data1 out=data2; by 番号; run;

proc freq data=data2; tables  番号; run;

  • freqで頻度集計ができる。
  • tables 番号により番号について頻度集計を取る。

/* freq クロス集計 */
data data1;
  番号="AAAAAA"; コード="02"; 金額=1999;
    output;
  番号="AAAAAA"; コード="05"; 金額=2000;
    output;
  番号="BBBBBB"; コード="06"; 金額=2400;
    output;
  番号="BBBBBB"; コード="04"; 金額=1300;
    output;
  番号="BBBBBB"; コード="05"; 金額=4000;
    output;
  番号="CCCCCC"; コード="05"; 金額=5555;
    output;
run;

proc sort data=data1 out=data2; by 番号; run;

proc freq data=data2; tables  番号*コード; run;

  • freqでクロス集計ができる。
  • tables 番号*コードにより番号×コードについてクロス集計を取る。

/* freq table無し */
data data1;
  番号="AAAAAA"; コード="02"; 金額=1999;
    output;
  番号="AAAAAA"; コード="05"; 金額=2000;
    output;
  番号="BBBBBB"; コード="06"; 金額=2400;
    output;
  番号="BBBBBB"; コード="04"; 金額=1300;
    output;
  番号="BBBBBB"; コード="05"; 金額=4000;
    output;
  番号="CCCCCC"; コード="05"; 金額=5555;
    output;
run;

proc sort data=data1 out=data2; by 番号; run;

proc freq data=data2; run;

  • freqで頻度集計ができる。
  • tables ○○が無いと、全ての変数について頻度集計を取る。

ちなみにfreqプロシージャは結果を表示するため、titleステートメントが使えます。


/* freq title */
data data1;
  番号="AAAAAA"; コード="02"; 金額=1999;
    output;
  番号="AAAAAA"; コード="05"; 金額=2000;
    output;
  番号="BBBBBB"; コード="06"; 金額=2400;
    output;
  番号="BBBBBB"; コード="04"; 金額=1300;
    output;
  番号="BBBBBB"; コード="05"; 金額=4000;
    output;
  番号="CCCCCC"; コード="05"; 金額=5555;
    output;
run;

proc sort data=data1 out=data2; by 番号; run;

title "title statement";
proc freq data=data2; run;

  • freqで頻度集計ができる。
  • TITLEステートメントにより、「結果」にタイトルを付けられる。

-FREQ, SAS

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