Ctrl+D Excel IF SAS

【SAS】SASで良く使うテクニック。その3 「Ctrl+D」~データセットのオブザベーション数が多いとき~【Excel】

投稿日:

今回はSASで良く使うテクニックということで、データセットのオブザベーション数(行数)が多いときは「Ctrl+D」が役に立つ理由を解説していきます。

(参考:【SAS】SASで良く使うテクニック。その2 「Ctrl+R」~データセットの列数が多いとき~【Excel】 | ビジネスイッチ (how-to-business.com)

データセットのコンペアを行う場面を想定します。

先に以下の2記事を読んでおいた方が理解がスムーズだと思います。

参考記事1:【SAS】データセットをエクセルファイルとしてエクスポート(出力)する | ビジネスイッチ (how-to-business.com)

参考記事2:【SAS】SASで良く使うテクニック。その1 Excel関数のIF~2テーブルを比較したいとき~ | ビジネスイッチ (how-to-business.com)

まずは比較したいデータセット2つをExcelシート上に貼り付けるか、エクスポートするかします。

今回の練習では手打ちでも良いです。

説明の都合で、200行目までオブザベーションを量産しました。

2つのデータセットを比較するために、3つ目のシートを新規作成し、A2セルに「=IF(DATA1!A2=DATA2!A2,0,1)」を入力します。

A2~A200までを範囲選択します。

Ctrl+Dを押します。

ドラックしなくても、A2~A200を同じ計算ができます。

データセットのオブザベーション数(行数)が少ないと、普通にドラックした方が早いですが、

今回の様にオブザベーション数(行数)が多いと「Ctrl+D」をよく使います。

-Ctrl+D, Excel, IF, SAS

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【SAS】%PUTステートメントは文字列をログに出力する。その1

今回は%PUTについて解説します。 /* %put */ %put CHAR; %putにより、文字列をログに出力できる。 /* %let */ %let CHAR = aaaa ; %put &am …

【SAS】SQLプロシージャはSQLを実行できる。

今回はSQLプロシージャについて解説します。 /* sql_1 */ data data1; Id1=1111; Id2=1111; Id3=1111; output; Id1=2222; Id2=2 …

【SAS】SUMは足し算をする。その1【SQL】

今回はSQLのSUMについて解説します。 /* SUM_1 */ data data1; Id1=1111; Id2=1111; Id3=1111; output; Id1=2222; Id2=222 …

CSVファイルを取り込んで並び替える

VBAでCSVファイルを取り込んで並び替える処理を記事にします。 CSVファイルとマクロ有効ファイルを一つずつ準備します。 in00.csvの中身は以下の内容で準備します。 [ボタンシート]にマクロを …

【SAS】列名と列ラベルの表示を切り替える方法【LABEL】

今回はデータセットにおける列名と列ラベルの表示を切り替える方法を解説します。 /* label */ data data1; attrib Id1 length = 8 label = “Id1111 …