今回はアムウェイが行政処分を受けて、話題になっている件に触れたいと思います。
アムウェイとは洗剤やサプリメントなど、生活用品や健康食品などを商品として、
他人を勧誘し、自分の配下を増やすことで紹介料(マージン)を得るマルチ商法の大手です。
(マルチに大手とか有って良いのか疑問ですが、、、)
そのアムウェイに対し、消費者庁が取引停止命令などの行政処分を行いました。
Youtubeにアムウェイ行政処分に関するニュース動画が幾つか上がっています。
アムウェイの噂や批判的なYoutube動画等は以前からあったのですが、
行政から正式に処分を受けるには至ってませんでした。
言わばグレーゾーンだった訳です。
今回の報道でアムウェイがどのような勧誘を行っていたのか、一例が示されました。
(参考:https://youtu.be/cnaCJHKDrsE?t=113)
- マッチングアプリで出会う。
- 美味しい店があるという口実で相手を誘い出す。
- 逃げられない状況下で強引に勧誘する。
といった流れ。
- 社名や目的を告げずに誘い出す。
- 本人の意思を無視した強引な勧誘。
こういった行為が行政処分の理由となりました。
この流れはマッチングアプリ⇒ぼったくりバーの動線と同じだと思いました。
近年、SNSやマッチングアプリを通した被害が多く、20代の相談割合が45.1%となっています。
対策としては、
- やり取りをしてから、実際に遭うまでの期間を長めに取る。
⇒マルチ勧誘はマージンを回収する性質上、効率重視になり、短期間で合えない場合は見切りをつけることが多いため。
- そもそもネットを介して知り合った人と合わない。
などが考えられます。
当然、そのような強引な勧誘を行っていたのであれば、
もっと早い段階で問題になってたはずなのですが、
実際は行政処分まで時間が掛かりました。
その理由としては、方々に圧力を掛けて火消しを行っていたために、
社会問題になるのが遅れてしまったことが原因です。
例えば、元アムウェイ会員のインフルエンサー「やまもとりゅうけん」さんはアムウェイに対して批判的(?)な動画を幾つか挙げていました。
数年前に「やまもとりゅうけん」さんの元に、アムウェイから手紙が送られてきたのです。(参考:https://youtu.be/ZaNzVXkkWz0)
「アムウェイに関する動画を消しなさい」的な内容で、要するに圧力です。
このような火消しを方々に行い、隠蔽を行っていた訳です。
これだけでも、かなり悪質だと思うのですが、
今回の報道でアムウェイがコメントを出しており、正直胸糞です。
- 一部会員が違法な勧誘を行った。
- コンプライアンス強化に努めたい。
- 再教育を行いたい。
などのような、あくまでアムウェイ全体でなく、一部の会員が暴走したかのような言い回しなのですが、
実際は事実関係が逆転していて、ノルマ重視の教育(洗脳?)を行った結果、強引な勧誘に繋がっているのではないか、と思いました。
後、アムウェイの件とは関係ないですが、今話題となっている統一教会も批判を受けているものの、
方々に圧力を掛けたり、小川さゆりさんの会見にメッセージで牽制したりしています。
今回のアムウェイの報道は、統一教会の件と構図としては全く同じ状況となっています。
巻き込まれないように、自衛が大事だと思いました。