Excel

コマンドボタンを挿入してマクロを実行する方法

投稿日:2020年4月15日 更新日:

今回はExcelのシートにコマンドボタンを挿入してマクロを実行する方法について解説します。

[目次]

1.通常のマクロ実行

通常マクロを実行するときは「開発タブ」→「マクロ」をクリックします。

続いて実行するマクロを選択し、実行ボタンをクリックします。

しかしこのやり方でマクロを実行すると少し過程が多く、ボタンが小さいので何度も操作するには少し面倒に感じます。

2.コマンドボタンでマクロ実行

そこでコマンドボタンと呼ばれるものをシートに追加し、マクロ実行していきます。

「開発タブ」→「挿入」→「コマンドボタン」を選択します。

ドラッグしてコマンドボタンをシートに追加します。

コマンドボタンは追加できましたが、デフォルト表記ではマクロ内容が分からないため、表示文字列を変えます。

「右クリック」→「プロパティ」を選択します。

Captionを編集すると、コマンドボタンに反映されることが分かります。

このやり方だとボタンを大きくできて、ワンクリックで実行できるようになります。

マクロを実装して確かめてみます。以下のソースコードを準備します。


'Sheet1
Private Sub CommandButton1_Click()

    Call 値を入力

End Sub

'Module1
Sub 値を入力()

    ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1").Cells(1, 1).Value = 1
    
End Sub

コマンドボタンをクリックして実行してみます。

コマンドボタンをクリックすることでマクロが実行できることが確認できました。

-Excel

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【SAS】SASで良く使うテクニック。その9 「Alt+E+S+V+E」~縦横の並び替えを行いたいとき~【Excel】

今回はSASで良く使うテクニックということで、縦横の並び替えを行いたい時は、「Alt+E+S+V+E」が役に立つ理由を解説していきます。 具体的な使用場面は、 データセットの場合、カラムは横並びですが …

【SAS】SASで良く使うテクニック。その5 「SUM関数」~データセットの差分がいくつあるのか数えたい時~【Excel】

今回はSASで良く使うテクニックということで、データセットの差分がいくつあるのか数えたいときは「SUM関数」が役に立つ理由を解説していきます。 (参考:【SAS】SASで良く使うテクニック。その1 E …

【SAS】SASで良く使うテクニック。その6 「名前ボックス」~指定したセルに飛びたい時~【Excel】

今回はSASで良く使うテクニックということで、指定したセルに飛びたい時は「名前ボックス」が役に立つ理由を解説していきます。 以前の記事で「Ctrl+R」や「Ctrl+D」を用いた例を紹介してきました。 …

【SAS】SASで良く使うテクニック。その4 「参照元のトレース」~データセットの差分がある箇所を探すのに便利~【Excel】

今回はSASで良く使うテクニックということで、データセットの差分がある箇所を探すときは「参照元のトレース」が役に立つ理由を解説していきます。 (参考:【SAS】SASで良く使うテクニック。その1 Ex …

【SAS】SASで良く使うテクニック。その3 「Ctrl+D」~データセットのオブザベーション数が多いとき~【Excel】

今回はSASで良く使うテクニックということで、データセットのオブザベーション数(行数)が多いときは「Ctrl+D」が役に立つ理由を解説していきます。 (参考:【SAS】SASで良く使うテクニック。その …

S