Excel

CSVファイルをエクセルシートに展開する方法

投稿日:2020年4月16日 更新日:

今回はカンマ区切りのCSVファイルをExcelのシートに展開する方法について解説します。

[目次]

1.Excelで開く方法【問題あり】

以下の内容のCSVファイルを用意します。

「プログラムから開く」→「Excel」で開くとCSVファイルの中身がExcelシートに展開されます。

CSVファイル内の数値が長すぎて、Excelで開くと指数表記となっていることがわかります。

2.データ区切りを使う方法

Excelシートの書式設定を文字列にした状態で、CSVファイルの中身をそのままExcelシート上にコピぺします。

続いてA1~A3を選択した状態で「データタブ」→「区切り位置」を選択します。

区切り位置指定ウィザード-1/3画面で「次へ」をクリックする。

区切り位置指定ウィザード-2/3画面で「カンマ」にチェックを入れ、「次へ」をクリックする。

区切り位置指定ウィザード-3/3画面で全ての列のデータ形式を文字列にして「完了ボタン」をクリックします。
このとき、Shiftキーを押しながらデータプレビューで列をクリックすると複数列選択することができます。

CSVファイルをExcelシート上に展開することができました。

3.データの取得を使う方法

Excelファイルの「ファイルタブ」を選択します。

オプションを選択します。

「データ」→「レガシデータインポートウィザードの表示>テキストから(レガシ)」にチェックをして「OKボタン」をクリックします。

「データタブ」→「データの取得」→「従来のウィザード」→「テキストから(レガシ)」を選択します。

その後ダイアログボックスでCSVファイルを選択するとテキストファイルウィザード画面が表示されます。

「2.データ区切りを使う方法」の「区切り位置指定ウィザード画面」で行った同様の操作を「テキストファイルウィザード画面」でも行います。

最後に「データの取り込み画面」が表示されるので「既存のワークシート」を選択して「OKボタン」をクリックします。

CSVファイルをExcelシート上に展開することができました。

今回は以上です。

-Excel

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

CSVファイルを取り込んで並び替える

VBAでCSVファイルを取り込んで並び替える処理を記事にします。 CSVファイルとマクロ有効ファイルを一つずつ準備します。 in00.csvの中身は以下の内容で準備します。 [ボタンシート]にマクロを …

【SAS】SASで良く使うテクニック。その8 「=」~修正前後のプログラムを比較したい時~【Excel】【VBA】

今回はSASで良く使うテクニックということで、修正前後のプログラムを比較したい時は、「=」が役に立つ理由を解説していきます。(このテクニックはコーディングなら、SASに限らず、VBAでも他のどの言語で …

日付と時刻の取得

VBAで現在の日付と時刻を取得する方法をご紹介します。 日付や時刻の取得には以下の関数が使用できます。 取得するもの 関数(引数) 日付 Date 年 Year(Date) 月 Month(Date) …

【SAS】SASで良く使うテクニック。その9 「Alt+E+S+V+E」~縦横の並び替えを行いたいとき~【Excel】

今回はSASで良く使うテクニックということで、縦横の並び替えを行いたい時は、「Alt+E+S+V+E」が役に立つ理由を解説していきます。 具体的な使用場面は、 データセットの場合、カラムは横並びですが …

セルに値を設定する【Excel】【VBA】

今回はExcelのセルに値を設定する方法をご紹介します。 以下のようにソースコードを記述します。 Sub 値設定() Dim a1 As String a1 = “あいうえお“ …