ライフハック

目線を下げて説明できる人は評価される話

投稿日:2020年6月3日 更新日:

目線を下げて説明できる人は評価される話を記事にしました。

[目次]

1.聴衆の人数構成比

ブログやYouTubeなど、だれでも閲覧・視聴できるメディアの閲覧者の人数構成比はおおまかに以下の図のようになります。

聴衆の人数構成比のイメージ

このことから、割合の多いピラミッドの下層向けに難易度を下げて分かりやすい説明ができる人は大部分の心を掴むことができ、共感を得やすいことがわかります。(インフルエンサーの説明が初心者向けなのはこれが理由。)

一方で、難解な専門用語をたくさん盛り込んで難易度を上げすぎてしまうとピラミッドの上層の人には共感されますが、大部分を占める初心者層からは共感されないため、全体的な評価は低くなります。

ただし例外として、専門家が集まることが前提である場合、聴衆の大部分が専門家となるため、難易度を高くした方が共感されやすくなります。

2.記載できる情報量が少ない

大衆向けに提案したり、プレゼンテーションをしたりする際に、図や表(たまに動画)などを用いることが多いと思います。

(例えば下記のような)パワーポイントの場合、文字よりも図などを用いて理解しやすいイメージを用いることが多いかと思います。

プレゼンに使われるスライドのイメージ

このような媒体は記載できる情報量がそもそも少ないため、難易度を下げざるを得ないと言えます。

3.裁量権を持っている人は現在第一線から退いている

第1章とは状況が異なり、組織が企業の場合は、説明の目線を下げ、難易度を下げることで裁量権を持つ高役職の人に共感されやすくなり、評価されるようになります。

企業の人数構成比を示すピラミッド図

例えば、企業の場合は一般社員から始まり、下流工程を行い、役職が高くなるにつれて上流工程を行ったり、人・プロジェクトをマネジメントする立場にシフトしていきます。

企業のキャリアフローのイメージ

つまり、裁量権を持つ人ほど既に第一線の現場作業から離れている傾向にあります。

そのような高役職の人に、現在の現場で飛び交う専門用語を盛り込みすぎても、腹落ちしないことになります。

今回の記事は以上です。

-ライフハック

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

退職希望者を本気で引き止めるには

「退職希望者を本気で引き止めるには」というテーマに触れたいと思います。 今日では、「一つの会社内で一生働く」という働き方以外にも転職という選択肢があり、さらに会社員として働くだけではなく、独立してフリ …

自責思考を持つと得する理由3選

今回は自責思考を持つと得する理由3選について記事にします。 [目次] 自責思考を持つと得する理由 1.コントロールできないことでの消耗が無くなる 2.理不尽な状況を次第に回避できるようになる3.ネガテ …

退職後に襲ってくるもの5選

今回は退職後に襲ってくるもの5選について記事にします。 [目次] 1.金欠 2.暇3.劣等感4.将来への不安5.手続き 1.金欠 仕事が無くなることで収入が途絶えます。 失業保険の給付があっても、会社 …

[閲覧注意]去るべき環境5選

今回は去るべき環境5選について記事にします。 あくまでも私の個人的な意見ですので、共感できる点、共感できない点があるかと思います。 また、私自身が現在20代でまだまだ未熟な部分が多くありますが、未熟な …

「文章化」の恩恵6選

仕事をしていると、電話派とメール派で人によって好みが分かれることがあります。 電話は即時性があり、手っ取り早く連絡を取ることができます。一方でメール等、文章に書き起こしてやり取りをする場面もあります。 …