今回は自責思考を持つと得する理由3選について記事にします。
[目次]
自責思考を持つと得する理由
1.コントロールできないことでの消耗が無くなる
自分がプレイヤーであると同時に他人もプレイヤーです。
他人が自分にとって必ずしも都合の良いように動いてくれるとは限りません。
他人をコントロールすることはできませんが、自分の行動をコントロールすることはできます。
対処できない他責思考では原因を潰すことはできません。
一方で、対処できる自責思考であれば、原因を潰すことができるため解決策がある分、精神的な負担は軽くなります。
2.理不尽な状況を次第に回避できるようになる
自責思考であれば、理不尽なことからも教訓や学びを得られることができ、成長できる機会が多くなります。
成長できると、似たような状況に出くわした際に未然に防ぐことができる、早期に対処することができるようになる等、適切な対処方法が分かるようになり、理不尽な状況を回避できるようになります。
3.ネガティブな感情の広がりを避けられる
自責思考であれば、ネガティブな感情の広がりを防ぐことができます。
他責思考で他人を怒ると、相手も納得ができない場合は反論するかもしれません。
そうなれば、相手からネガティブな感情を向けられる機会が増えるでしょう。
あるいは他責思考で周囲の人のせいにしすぎると、今度は周囲からネガティブな感情を向けられ、四面楚歌になるかもしれません。
そうなってしまうと、不利益をさらに被る可能性があります。
一方、自責思考では周囲の人から見れば扱いやすいため、友好関係とはいかないかもしれませんが、ネガティブな感情で接触される機会は減るかもしれません。
使える場面
1.待遇面で不満がある
給料が低いなど、待遇面で不満がある会社に出くわしてしまった場合、他責思考で会社のせいにしてしまうと、状況は全く変わらず消耗してしまいます。
一方、自責思考で考えると「その会社を選んで入ったのは自分である」という解釈ができると考えています。(人によって解釈は複数通り存在するかもしれません)
そして自分自身の行動に対して深堀りすることで以下のような学びや解決策が得られます。
- 社員、元社員の評価サイトを見る。
- 就活の際に質問してみる。
- 雇用契約書を確認する。
- (会社を離れる際に)退職の流れが分かるようになる。
2.対人関係でストレスを感じている
対人関係でストレスを感じている場合、他責思考で他人を非難しても、状況は全く変わらず消耗してしまいます。
対人関係においても自責思考の考え方が応用できます。
「今の組織に依存した働き方をしているのは自分が選択したから」という解釈ができます。
そして、この考えを深堀りすることで以下のような解決策が考えられます。
- 上司に相談して取り計らってもらう。
- 転職して環境を変える。
- 独立をして今の組織に依存しない働き方をする。
3.コミュニケーションミスで情報連携がうまくいかなかった
コミュニケーションミスでも自責思考の考え方が使えます。
「正確に伝わるように配慮できていなかったのは自分である」という解釈ができます。
この考えを深堀りすることで以下のような解決策が考えられます。
- マニュアル化できる部分はマニュアルに起こす。
- アポイントメントをした上で伝達する場を設ければ、正確に伝えられる。
- 口頭ではなく、メールで連絡すれば認識の相違を減らすことができる。
今回の記事は以上です。