今回は会社員が言われがちな言葉4選について記事にします。
会社に就職すると、洗脳フレーズとして言われがちな言葉が常套句として幾つか存在します。
精神的にあまり強くない人はこれらの言葉に飲まれるかもしれません。
そこで、洗脳フレーズが如何におかしいのかについて触れます。
また洗脳フレーズに飲まれない対処法も併せて記事にします。
[目次]
1.3年勤めろ。
会社に勤めると特定の業界に限らず、3年続けろと言われると思います。
そもそも、3年以上勤続する社員がほとんどであれば、このような事は言う必要はありません。
裏を返せば、毎年一定数辞めていくので引き留めの意味合いで言っているのかもしれません。
このことから、早期の退職を食い止め切れていない事情が会社にあるのかもしれません。
また、このような言葉を言う人は転職未経験者であるかもしれません。
言いくるめられそうな時は以下のような質問をぶつけてみると優位に立てるかもしれません。
- 早期退職者の退職理由を聞いてみる。
- (相手が転職未経験なら)3年の根拠を聞いてみる。
2.同じ質問をするな。1回で覚えろ。
確実に1度で正確に情報を拾いきるのは不可能だと考えています。
反復して習うから「復習」という言葉が存在します。
1度で正確に覚えられるのであれば、「そもそも学ぶのに3年も掛からないだろう」という話になり、この時点で1章の「3年勤めろ理論」と相反するのでは無いかと考えています。
おそらく、教える側と教わる側の間で習得難易度の認識が違うのかもしれません。
「前教わったことで〇〇は理解できたんですが、部分的に分からなくて・・・」
このようにクッション言葉を本題の質問の前に付けることで、表現を柔らかくすることができ、「同じ質問をするな」と注意を受ける事も減るかもしれません。
3.(退職交渉時)退職しても上手くいくとは限らないからな。
退職の引き留め交渉時に実際に言われました。
言い回しが違くとも、似たような事を交渉時に言われた方も多いと思います。
確かに上手くいかない可能性もゼロではありません。
しかし、このフレーズが間違いである数値的根拠が幾つか存在します。
日本に存在する企業数は380万ほどあります。(実質的に採用活動を行ってない企業も当然あると思いますが・・・)
参考元:総務省統計局ホームページ (https://www.stat.go.jp/data/e-census/2016/kekka/pdf/k_gaiyo.pdf)
加えて、卒業後2~3年以内を応募可能と回答する事業所は2014年時点で半数以上となっています。
参考元:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000065181.pdf)
4.(退職交渉時)どんな条件なら残ってくれるか?
このフレーズも交渉時に言われました。
会社に残留することを打診する意味合いで条件を伺っているのかもしれません。
しかし、本来は退職希望者が先に退職希望の旨を伝え、会社は後追いで退職希望者を引き留める立場です。
「引き留める交渉材料を考えて用意するのは退職希望者ではなく、会社の役目やないんかい。」
個人的にはこのようなツッコミを入れたくなります。
この質問に答えてしまうと譲歩しないこちらが悪いような罪悪感に飲まれます。
質問に答えないか、無理難題な条件を提案して退けるのが得策だと思います。
退職交渉時の立ち回りは以下の記事でも解説しています。
今回の記事は以上です。