SAS TRANSTRN

【SAS】TRANSTRN関数は指定した文字を別の文字に変換する。

投稿日:2022年1月14日 更新日:


/* a */
data data1;
  Id1="abcd"; Id2="ABCD";
    output;
  Id1="abcd"; Id2="ABCD";
    output;
  Id1="abcd"; Id2="ABCD";
    output;
run;

data data2; set data1;
  Id3 = transtrn(Id1,"a","A");
run;

  • transtrnにより”a”を”A”に変換している。

/* b */
data data1;
  Id1="abcd"; Id2="ABCD";
    output;
  Id1="abcd"; Id2="ABCD";
    output;
  Id1="abcd"; Id2="ABCD";
    output;
run;

data data2; set data1;
  Id3 = transtrn(Id1,"b","");
run;

  • transtrnにより”b”を””に変換している。
  • “”に変換しようとしても、空白として残る。

-SAS, TRANSTRN

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【SAS】OUTPUTとDELETEの「明示的な使い方」「暗黙的な使い方」

今回はOUTPUTとDELETEにスポットを当てていきたいと思います。 /* output, delete無し */ data data1; Id1=1111; Char1=”AAAA”; outpu …

【SAS】SASで良く使うテクニック。その9 「Alt+E+S+V+E」~縦横の並び替えを行いたいとき~【Excel】

今回はSASで良く使うテクニックということで、縦横の並び替えを行いたい時は、「Alt+E+S+V+E」が役に立つ理由を解説していきます。 具体的な使用場面は、 データセットの場合、カラムは横並びですが …

【SAS】PATHNAME関数はライブラリのディレクトリパスを返す

今回はPATHNAME関数について解説します。 data data1; Id1 = pathname(“work”); run; pathnameによりライブラリworkのディレクトリパスを代入できる …

【SAS】IFステートメントは処理を分岐できる。その2~ELSE IF、ELSE~

前回はIF文のオーソドックスな構文を解説しましたが、今回はELSE IFとELSEを使った構文についても解説していきます。 (参考:【SAS】IFステートメントは処理を分岐できる。その1 | ビジネス …

【SAS】”nは本来使用できない文字を使用可能にする。その2 SQLのSELECT文

今回も”nについて解説します。 (前回:【SAS】”nは本来使用できない文字を使用可能にする。 | ビジネスイッチ (how-to-business.com)) (参考:Solved: what th …