今回は、マスパセ氏(奥野淳也被告)が何故、ここまで有名になったのかを考察していきたいと思います。
過去記事:マスパセ
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ネーミングセンスが良かった
マスパセ氏が有名になった要因として、大きいのがネーミングにあります。
坂上仁志さんとの対談動画で述べられていますが、「マスパセ」という呼称はTwitter上で奥野氏が
アカウント名にて「マスパセ」と名乗ったことが始まりのようです。
4文字で短く覚えやすい単語でありますし、パ行の音は覚えやすい音で流行りやすいと聞いたことがあります。
語源も「マスク(mask)」と「乗客(passenger)」で連想しやすい、ピーチ航空途中降機をそのまま表した語源となっています。
ポジション取りが上手い
マスパセ氏のポジション取りも有名になった大きな要因と言えます。
ここでマスパセ氏のポジションを整理したいと思います。
マスパセ氏のポジションは反マスク、反ワクチンになるのですが、
同じく反マスク、反ワクチン派の神真都Qとの違いは、
- マスパセ氏
他人に反マスクや反コロナワクチン主義を強要せず、あくまで個人が選択するべき。
そして、マスパセ氏はノーマスク、ノーワクチンを貫く。
1個人。
- 神真都Q
他人にも反マスクや反コロナワクチン主義を要求。
そのためデモ、ワクチン接種の妨害等、行動が過激。
集団。
といった違いがあります。
世の中には”仮想敵”と呼ばれる、多くの人が敵視するカテゴリが有ります。
- 老害・・・害悪をもたらす老人をイメージ。
- いじめ・・・いじめの発生する学校生活をイメージ。
- 教員、先生・・・不祥事が取り沙汰される学校の先生をイメージ。
- ブラック企業・・・サービス残業やパワハラが横行する会社のイメージ。
これらは一般名詞であるにも関わらず、個々人の体験に基づき脳内で具体的な人物をイメージすることができると思います。
「反マスク」というワードもコロナが始まって、マスクを巡るトラブルの報道が数多く取り扱われているので、
「反マスク」という一般名詞から、個人や具体例を想像できるため、
「反マスク」というワードも”仮想敵”ととらえることが出来ます。
そして、マスパセ氏は「反マスク」という”仮想敵”となりうるカテゴリーを一手に引き受けている状態になります。
- 老害
- いじめ
- 教員、先生
- ブラック企業
などは具体例や個人をイメージできるものの、人によってイメージする具体例は異なると思います。
しかし、マスパセ氏の場合は「反マスク」という界隈で一強の状態なので、
「反マスク」に対する注目が、ほとんどマスパセ氏に向いていると言えると思います。
反マスクは現在少数派なので、逆張りの観点でも有名になりやすい状況だったと言えます。
メディアへの露出が多い
最後はメディアへの露出の多さもマスパセ氏が有名になった一因と言えます。
取材や講演会、Youtube活動、Twitterなど多方面で露出が多いので、
単純に見かける回数が多いというのもあります。
ですが、マスパセ氏に関してはもっと特殊で、
刑事訴訟されてる立場にも関わらず、一貫した立場で情報発信を行っているという特殊な状況になってます。
(参考:マスパセ氏のTwitter⇒マスパセ(マスク未着用途中降機乗客)(@mask_passenger)さん / Twitter)
- 持続化給付金詐欺で逮捕された人たち
- 逮捕された神真都Qのメンバー
- 阿武町給付金で逮捕された田口翔さん
1,2番は逮捕後、大人しくしていて、
3番の田口翔さんはTwitterをやってますが、反省した態度を見せ、おとなしい方だと思います。
(参考:田口翔さんTwitter⇒田口 翔(@taguchi_sho)さん / Twitter)
このように刑事事件で逮捕された人は、沈黙か更生した態度を見せるか、どちらかの傾向があります。
一方で、マスパセ氏はマスク拒否の主張を一貫して貫き、心証はあまり気にしていない様子です。
これが、逆張りの状況になっていると言えます。
まとめ
- ネーミングセンスが良かった。
- 「反マスク」、「刑事事件の容疑者」という”仮想敵”カテゴリに入っている。
- 刑事事件として扱われても、一貫した主張を貫いている。