ELSE ELSE IF IF SAS

【SAS】IFステートメントは処理を分岐できる。その2~ELSE IF、ELSE~

投稿日:

前回はIF文のオーソドックスな構文を解説しましたが、今回はELSE IFとELSEを使った構文についても解説していきます。

(参考:【SAS】IFステートメントは処理を分岐できる。その1 | ビジネスイッチ (how-to-business.com)


/* else if_1 */
data data1;
 id1="1111"; id2="1111"; id3="1111";
   output;
run;

data data2; set data1;
  if id1 = "1111" then id4 = "1111";
  else if id1 = "2222" then id4 = "2222";
  else id4 = "3333";
run;
  • 最初のifステートメントがTRUEであるため、id4 = “1111”となる。

/* else if_2 */
data data1;
 id1="2222"; id2="2222"; id3="2222";
   output;
run;

data data2; set data1;
  if id1 = "1111" then id4 = "1111";
  else if id1 = "2222" then id4 = "2222";
  else id4 = "3333";
run;
  • 第二のelse ifステートメントがTRUEであるため、id4 = “2222”となる。

/* else if_3 */
data data1;
 id1="3333"; id2="3333"; id3="3333";
   output;
run;

data data2; set data1;
  if id1 = "1111" then id4 = "1111";
  else if id1 = "2222" then id4 = "2222";
  else id4 = "3333";
run;
  • 第三のelseステートメントを通るため、id4 = “3333”となる。

-ELSE, ELSE IF, IF, SAS

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【SAS】TRANSPOSEは縦持ち、横持ちを変換できる。その2

今回もTRANSPOSEについて解説します。 前回は縦持ち⇒横持ちにする流れで解説してきました。 【SAS】TRANSPOSEは縦持ち、横持ちを変換できる。その1 今回は横持ち ⇒ 縦持ちの流れに沿っ …

【SAS】SCAN関数は区切り文字を認識し、一部を抜き出せる。

今回はSCAN関数について解説します。 /* “1111”,”2222″,”3333″ */ data data1; Id1=”1111″,”2222″,”3333″; run; data data2 …

【SAS】TRANSTRN関数は指定した文字を別の文字に変換する。その2 再帰的使用

今回はTRANSTRN関数の再帰的使用について解説していきます。 (参考:【SAS】TRANSTRN関数は指定した文字を別の文字に変換する。 | ビジネスイッチ (how-to-business.co …

【SAS】SASで良く使うテクニック。その9 「Alt+E+S+V+E」~縦横の並び替えを行いたいとき~【Excel】

今回はSASで良く使うテクニックということで、縦横の並び替えを行いたい時は、「Alt+E+S+V+E」が役に立つ理由を解説していきます。 具体的な使用場面は、 データセットの場合、カラムは横並びですが …

【SAS】TRANSTRN関数は指定した文字を別の文字に変換する。

/* a */ data data1; Id1=”abcd”; Id2=”ABCD”; output; Id1=”abcd”; Id2=”ABCD”; output; Id1=”abcd”; Id2= …