今回はEnumの使い方について解説します。(参考元:moug)
Excelではいくつかの色にインデックス番号が割り振られており、ColorIndexプロパティに対応した数値を当てはめると、今回ではA1セルに入力した文字が黒色→赤色となります。
以下ソースコードを実行します。
Enum FontColor
Normal = 0
Black = 1
White = 2
Red = 3
Green = 4
Blue = 5
Yellow = 6
End Enum
Sub 色を付ける()
Range("A1").Font.ColorIndex = FontColor.Red '列挙したFontColorのRedを選ぶ(3番)
'A1の文字を赤色に変える。
End Sub
実行結果として、A1の中身が黒→赤となりました。
![](http://how-to-business.com/wp-content/uploads/2020/04/e90c9cb328e5f3f846cf08d2b1b25468-1024x571.jpg)
実は「FontColor.」まで入力すると、Enumを使って列挙していた選択肢がリストとして表示されます。
![](http://how-to-business.com/wp-content/uploads/2020/04/8898b061825d0de4b84e66c7c35f5810.jpg)
ColorIndexプロパティで対応した番号はBlack(1), White(2), Red(3) … etcとなっています。Microsoftの公式サイトでその他のColorIndex番号について確認することができます。
直接番号を指定しても動作は変わらないですが、Enumを使うことでリストから選択できるようになり、コーディング中に繰り返し登場するなら、こちらの方が楽になります。
また、最初に選択肢を列挙していくので、可読性が上がります。