Excel

Enum(列挙型)の使い方

投稿日:2020年4月5日 更新日:

今回はEnumの使い方について解説します。(参考元:moug

Excelではいくつかの色にインデックス番号が割り振られており、ColorIndexプロパティに対応した数値を当てはめると、今回ではA1セルに入力した文字が黒色→赤色となります。
以下ソースコードを実行します。


Enum FontColor
    Normal = 0
    Black = 1
    White = 2
    Red = 3
    Green = 4
    Blue = 5
    Yellow = 6
End Enum

Sub 色を付ける()


    Range("A1").Font.ColorIndex = FontColor.Red     '列挙したFontColorのRedを選ぶ(3番)
                                                    'A1の文字を赤色に変える。

End Sub

実行結果として、A1の中身が黒→赤となりました。

実は「FontColor.」まで入力すると、Enumを使って列挙していた選択肢がリストとして表示されます。

ColorIndexプロパティで対応した番号はBlack(1),  White(2),  Red(3) … etcとなっています。Microsoftの公式サイトでその他のColorIndex番号について確認することができます。

直接番号を指定しても動作は変わらないですが、Enumを使うことでリストから選択できるようになり、コーディング中に繰り返し登場するなら、こちらの方が楽になります。
また、最初に選択肢を列挙していくので、可読性が上がります。

-Excel

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