今回はLIBNAMEステートメントを用いてExcelファイルをライブラリ参照する方法について触れていきます。
SAS Base Programmingの試験を2回受験しましたが、2回ともExcelファイルをライブラリ参照する問題が出題されました。⇒SAS Base Programmingの資格を取りました。試験の流れを解説します。[出題された問題のリークも] | ビジネスイッチ (how-to-business.com)
もしかすると、最近の鉄板問題なのかもしれません。
/* myxlsx.aaaa */
libname myxlsx xlsx "/home/xxxxxxxxxx/sasuser.v94/excel.xlsx";
proc print data = myxlsx.aaaa;
run;
- Excelファイルをライブラリ参照として割り当てることができる。
- myxlsx.aaaaによりExcelファイルのシート内容を出力することができる。
/* myxlsx.bbbb */
libname myxlsx xlsx "/home/xxxxxxxxxx/sasuser.v94/excel.xlsx";
proc print data = myxlsx.bbbb;
run;
- Excelファイルをライブラリ参照として割り当てることができる。
- myxlsx.bbbbによりExcelファイルのシート内容を出力することができる。
/* myxlsx2.aaaa */
libname myxlsx2 xlsx "/home/xxxxxxxxxx/sasuser.v94/excel2.xlsx";
proc print data = myxlsx2.aaaa;
run;
- Excelファイルをライブラリ参照として割り当てることができる。
- myxlsx2.aaaaによりExcelファイルのシート内容を出力することができる。
- シート上に変数が無い場合は、何も出力されない。
/* contents myxlsx._ALL_ */
libname myxlsx xlsx "/home/xxxxxxxxxx/sasuser.v94/excel.xlsx";
proc contents data = myxlsx._ALL_;
run;
- Excelファイルをライブラリ参照として割り当てることができる。
- myxlsx._ALL_によりExcelファイル内の全てのシート情報を出力することができる。
- SAS Base Programmingの試験では、Excelファイル内のデータセット名を答えさせる問題がでるので、この構文は押さえておきたい。
/* set myxlsx.aaaa */
libname myxlsx xlsx "/home/xxxxxxxxxx/sasuser.v94/excel.xlsx";
data data1;set myxlsx.aaaa;
run;
- Excelファイルをライブラリ参照として割り当てることができる。
- setステートメントではエクセル上のデータセットも扱うことができる。