ATTRIB PUT SAS

【SAS】ATTRIBによる形式変換とPUTによる形式変換の違いを解説

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今回は、ATTRIBによる形式変換とPUTによる形式変換の違いを解説します。

結論:ATTRIBは入力項目が数値型、文字列型どちらにも対応できるが、

   PUTは入力項目が数値型の時しか使えない。

(参考:【SAS】ATTRIBの使い方を解説 | ビジネスイッチ (how-to-business.com)

(参考:【SAS】PUTはSAS日付値をフォーマットを変換して表示する【DATE】【YYMMDD】【DATETIME】【TIME】【TOD】 | ビジネスイッチ (how-to-business.com)


/* attrib_1 */
data data1;
 id1="22229"; id2="22229"; id3="22229";
   output;
 id1="22229"; id2="22229"; id3="22229";
   output;
 id1="22229"; id2="22229"; id3="22229";
   output;
run;


data data2; set data1;
  attrib id4 format=date9. ;
  id4 = id1;
run;

  • attrib-formatは”22229″⇒10NOV2020に形式変換する。

/* attrib_2 */
data data1;
 id1=22229; id2=22229; id3=22229;
   output;
 id1=22229; id2=22229; id3=22229;
   output;
 id1=22229; id2=22229; id3=22229;
   output;
run;


data data2; set data1;
  attrib id4 format=date9. ;
  id4 = id1;
run;
  • attrib-formatは22229⇒10NOV2020に形式変換する。

/* put_1 */
data data1;
 id1="22229"; id2="22229"; id3="22229";
   output;
 id1="22229"; id2="22229"; id3="22229";
   output;
 id1="22229"; id2="22229"; id3="22229";
   output;
run;


data data2; set data1;
  id4 = put(id1, date9.);
run;
  • putは”22229″を型変換できない。

/* put_2 */
data data1;
 id1=22229; id2=22229; id3=22229;
   output;
 id1=22229; id2=22229; id3=22229;
   output;
 id1=22229; id2=22229; id3=22229;
   output;
run;


data data2; set data1;
  id4 = put(id1, date9.);
run;
  • putは22229⇒10NOV2020に形式変換する。

-ATTRIB, PUT, SAS

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