INPUT SAS

【SAS】INPUTは日付表記をSAS日付に変換できる

投稿日:2022年1月5日 更新日:

今回はINPUT関数を使って日付表記をSAS日付に変換する方法について解説します。 


/* "2022/01/04" */
data data1;
  a = "2022/01/04";
  b = input(a, yymmdd10.);
run;

  • 文字型⇒数値型
  • 文字型”2022/01/04″⇒数値型22649になっている。
  • 文字型⇒数値型の動き+日付形式⇒SAS日付に表記変換する動き

/* today() */
data data1;
  a = today();
  b = input(a, yymmdd10.);
run;

  • 数値型⇒数値型
  • 数値型22649⇒数値型nullになっている。

/* 22649 */
data data1;
  a = 22649;
  b = input(a, yymmdd10.);
run;

  • 数値型⇒数値型
  • 数値型22649⇒数値型nullになっている。

/* 22649 */
data data1;
  a = "22649";
  b = input(a, yymmdd10.);
run;

  • 文字型⇒数値型
  • 文字型”22649″⇒数値型nullになっている。
  • 第一引数が文字型でもyymmdd10形式でなければnullになってしまう。

/* 2022/01/04 */
data data1;
  a = 2022/01/04;
  b = input(a, yymmdd10.);
run;

  • 数値型⇒数値型
  • 数値型505.5⇒数値型nullになっている。
  • 2022/01/04を数値で入れようとしても、計算式として認識されてしまう。
  • 2022/01/04を入れても、日付形式に変換されない。

-INPUT, SAS

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【SAS】DROPオプションの位置による処理の違い

今回はDROPオプションの付き方によって、結果が異なるケースを解説します。 (対比:KEEP 【SAS】KEEPはカラムの選択に使える。 | ビジネスイッチ (how-to-business.com) …

【SAS】IF文はデータ読み込み後にフィルター、WHERE文はデータ読み込み時にフィルターをする。

今回は、データ入力に着目して、IF文とWHERE文の違いを解説します。 /* if */ data data1; Id1=1111; Char1=”AAAA”; output; Id1=2222; C …

【SAS】%PUTステートメントは文字列をログに出力する。その1

今回は%PUTについて解説します。 /* %put */ %put CHAR; %putにより、文字列をログに出力できる。 /* %let */ %let CHAR = aaaa ; %put &am …

【SAS】WORKライブラリの性質について解説

今回はWORKライブラリについて解説します。 libnameを使わなくてもデフォルトで存在するライブラリです。 そのため、libnameを使わずにworkライブラリを使用することができます。 /* l …

【SAS】SUMは足し算をする。その2【要約関数】【SQL】

今回もSQLのSUM(要約関数)について解説します。 過去記事でも、SQLのSUM関数について取り上げました。【SAS】SUMは足し算をする。その1【SQL】 | ビジネスイッチ (how-to-bu …