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【SAS】SASで良く使うテクニック。その10 「矩形選択」~インデントを入れたい時など~【サクラエディタ】

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今回はSASで良く使うテクニックということで、ソースコードにインデントを挿入したい時は、「矩形選択」が役に立つ理由を解説していきます。

「矩形選択」は、インデントの挿入以外にも、同じ文字数分削除をしたり、それ以外にも役立つ場面は多いので、覚えておくとガチ有益です。

例えば以下のようなソースコードがあったとします。

(ソースコード:【SAS】SASで良く使うテクニック。その9 「Alt+E+S+V+E」~縦横の並び替えを行いたいとき~【Excel】 | ビジネスイッチ (how-to-business.com)

(FORMAT:【SAS】FORMATはカラムの出力順を制御できる | ビジネスイッチ (how-to-business.com)


data data2;
format 
id1
id2
id3
id4
id5
id6
id7
id8
id9
id10
id11
id12
id13
id14
id15
id16
id17
id18
id19
id20
;
set data1;
run;

このままでも、動くのですが、インデントが無いため、少し見づらいです。

そのため、インデントを挿入したいのですが、

20項目すべてにスペースやタブを1つ1つ入れていくのは、大変です。

そこで、矩形選択を使います。

このソースコードをサクラエディタに貼り付けます。

id1の左端にカーソルがある状態で、Alt+↓でid20までカーソルを移動させます。

その後、スペースを押すと、id1~id20までスペースが挿入されます。

矩形選択を駆使して、完成すると以下のようになります。


data data2;
  format 
    id1
    id2
    id3
    id4
    id5
    id6
    id7
    id8
    id9
    id10
    id11
    id12
    id13
    id14
    id15
    id16
    id17
    id18
    id19
    id20
  ;
  set data1;
run;

-SAS, サクラエディタ

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