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引き留め交渉時にしておくべき行動6選

投稿日:2020年7月2日 更新日:

今回は、引き留め交渉時にしておくべき行動6選について記事にします。

私が会社を退職した時の経験を元に、もっとこうしていれば良かった、もしくはこの対応で正解だったというものを記事にしていきます。

個人的な意見であるため、人によって共感できる点・共感できない点があると思いますが、ご自身の状況と合わせて参考として読んでいただけたらと思います。

[目次]

1.低姿勢で紳士的な対応をする

特にメンタルが強くないのであれば、低姿勢、紳士的な対応で臨むのが無難です。

業種による部分もあると思いますが、特にSESの場合は退職後に低確率で偶然同じ現場に居合わせることもあるため、その際に不利益を被らないようにするには、後を濁さずに退職することが大切です。

あまりオススメしませんが、メンタルが強い方はリスクを承知の上で、自分の意見を通しやすくする、もしくは交渉を有利に進めるために、強気な態度で臨んでもいいかもしれません。

2.退職願で退職の意思を伝える

口頭ではなく、退職願、もしくはメールで退職の旨を伝えます。

退職の旨を伝えたという事実を証明する際に、口頭では物的証拠は残りませんが、退職願であれば、紙として残ります。
さらにコピーを取っておけば手元にも内容が残ります。

メールの場合はメール履歴が残ります。

万が一、退職を申し出たはずなのにその事実がうやむやになってしまうなどのトラブルを防ぐために、退職願、もしくはメールで退職の旨を伝えることが重要です。

3.交渉内容の議事録を取る

退職の引き留め交渉は一度だけではなく、複数回行われることがあり、さらに場合によっては交渉相手が毎回変わることがあります。

例えば、課長→部長→本部長といった順番で交渉する機会があるかもしれません。

退職理由にもよりますが、退職の引き留め交渉は精神的に大変な労力なため、人が変わるたびに同じような話をするのは疲れます。

そこで、議事録を取りながら(もしくは取って貰いながら)交渉をすれば、人が変わっても話がある程度伝わった状態で交渉に臨めるため負担が減ります。

また、互いに事実関係を確認できるため、前提条件における認識の違いをある程度、埋めることができると思います。

4.(退職前提であれば)待遇改善の要求はしない

「どのような条件であれば残ってもらえるか」と話を持ち掛けられることがあります。

残る気は一切ないという姿勢で臨むのが最適解だと思います。

持ち掛けられた話に答えてしまうと、以下のような問題が起こると考えています。

  • 相手に交渉する余地を残してしまう。
  • ただの口約束であるため、実際的に待遇が改善されない可能性もある。
  • 一度要求すると、時間が過ぎるにつれ、他にもあれもこれもと要求が膨れ上がる可能性があり、気持ちよく退職できない。

これらの理由から残る気は一切ないという姿勢で臨むのがいいと思いますが、場合によっては他の対応でも良いと思います。

相手の足元を見ながら条件を釣り上げていく

引き留め交渉が行われている時点で、会社にとって一定の需要があるという解釈もできるため、残る可能性がある場合、せっかくの交渉ですので、条件を釣り上げていってもいいかもしれません。

実現困難な高いハードルで要求をする

あえて、実現困難なものすごく高いハードルで要求することで、引き留め交渉に応じている姿勢を見せつつも、事実上相手を退けることができます。

さらに「具体的にいくら上がるのか」、「いつから実現可能なのか」、「口約束なのか確約なのか」など曖昧な要素を残さないように質問することでハードルがさらに高まります。

5.世話になった人にお礼を言う

あなたが仕事をする上で世話になった人がいる場合、お礼を言うことが大切だと思います。

勿論礼儀として大切だという側面もありますが、退職する際の態度が良ければ、万が一(というより億が一)転職活動などがうまくいかないような状況になっても、出戻りがしやすくなります。

6.次のキャリアを先に確保しておく

引き留め交渉の際に会社に残る余地があると思われると、落としどころを見つけて何とか引き留めようという動きになってしまいます。

そのため、交渉の隙を与えないように次の転職先が確約されている等、覆りようのない事実を固めた上で臨むと、引き留める余地が無くなります。

これにより、交渉がもつれる等の精神的な消耗を軽減することができます。


今回の記事は以上です。

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