INTNX SAS

【SAS】INTNX関数は指定期間の条件を満たす日付けを返す。その2

投稿日:2022年1月21日 更新日:

今回はINTNX関数について追加で解説します。

過去記事では INTNX関数 の使い方(引数3つ)について解説しました。⇒【SAS】INTNX関数は指定期間の条件を満たす日付けを返す。 | ビジネスイッチ (how-to-business.com)


/* B */
data data1;
  Id1 = intnx("YEAR",'21jan2022'd,1,"B");
  format Id1 yymmdd10.;
run;

  • intnxにより、2022/01/21から年を1回跨いだ最初の日付をSAS日付で算出できる。
  • “B”は”beginning”のこと。

/* beginning */
data data1;
  Id1 = intnx("YEAR",'21jan2022'd,1,"beginning");
  format Id1 yymmdd10.;
run;

  • intnxにより、2022/01/21から年を1回跨いだ最初の日付をSAS日付で算出できる。
  • beginningにより、2023年の先頭の日付を返す。

/* E */
data data1;
  Id1 = intnx("YEAR",'21jan2022'd,1,"E");
  format Id1 yymmdd10.;
run;

  • intnxにより、2022/01/21から年を1回跨いだ最後の日付をSAS日付で算出できる。
  • “E”は”end”のこと。

/* end */
data data1;
  Id1 = intnx("YEAR",'21jan2022'd,1,"end");
  format Id1 yymmdd10.;
run;

  • intnxにより、2022/01/21から年を1回跨いだ最後の日付をSAS日付で算出できる。
  • endにより、2023年の末尾の日付を返す。

-INTNX, SAS

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【SAS】^=(ノットイコール)

今回は^=について解説します。 /* ^=”” */ data data1; id=”A”; chiku=”SHINJUKU”; output; id=”B”; chiku=”ICHIGAYA”; o …

【SAS】WHEREステートメントはIFステートメントと同様に処理条件を設定できる。(分岐)

今回はWHEREステートメントについて解説します。 /* where */ data data1; Id1=1111; Char1=”AAAA”; output; Id1=2222; Char1=”B …

【SAS】INPUTステートメントは再帰的に型変換ができない。

今回はINPUTステートメントの再帰的な型変換について解説します。 (なお、通常のINPUT型変換の使い方は以下の記事で解説しています。⇒【SAS】INPUTは文字型を数値型に変換する) /*再帰的型 …

【SAS】PROC PRINTTO LOGはログをファイルとして出力する。【NEW】

今回はPROC PRINTTO LOGについて解説します。 /* log_1 */ proc printto log = “/home/xxxxxxxxxx/sasuser.log” new; run …

【SAS】TRANSTRN関数は指定した文字を別の文字に変換する。その2 再帰的使用

今回はTRANSTRN関数の再帰的使用について解説していきます。 (参考:【SAS】TRANSTRN関数は指定した文字を別の文字に変換する。 | ビジネスイッチ (how-to-business.co …