Excel IF SAS SUM 条件付き書式

【SAS】SASで良く使うテクニック。その7 「条件付き書式」~差分があるセルに色を付けたい時~【Excel】

投稿日:

今回はSASで良く使うテクニックということで、データセットのコンペアにおいて、差分があるセルに色を付けたい時ときは「条件付き書式」が役に立つ理由を解説していきます。

(参考:【SAS】SASで良く使うテクニック。その5 「SUM関数」~データセットの差分がいくつあるのか数えたい時~【Excel】 | ビジネスイッチ (how-to-business.com)

まずは比較したいデータセット2つをExcelシート上に貼り付けるか、エクスポートするかします。

今回の練習では手打ちでも良いです。

(データセットをExcelシート上にエクスポート:【SAS】データセットをエクセルファイルとしてエクスポート(出力)する | ビジネスイッチ (how-to-business.com)

今回は参考と同じくT20セルまでデータセットを作ります。

2つのデータセットを比較するために、3つ目のシートを新規作成し、A2セルに「=IF(DATA1!A2=DATA2!A2,0,1)」を入力します。

これをT20セルまでドラックか、「ctrl + R」「ctrl + D」などを使って反映させます。

(参考「ctrl + R」:【SAS】SASで良く使うテクニック。その2 「Ctrl+R」~データセットの列数が多いとき~【Excel】 | ビジネスイッチ (how-to-business.com)

(参考「ctrl + D」:【SAS】SASで良く使うテクニック。その3 「Ctrl+D」~データセットのオブザベーション数が多いとき~【Excel】 | ビジネスイッチ (how-to-business.com)

さらにSUM関数を使って小計、総計も算出しておきます。

このとき、差分が3箇所あることは分かるのですが、

どこに1が立っているのか、見づらいです。

そこで1(もしくは総計の3)が立っている場所のセルを黄色くしようと思います。

リボンの「条件付き書式」→「ルールの管理」をクリックします。

「新規ルール」をクリックします。

「数式を使用して~」→「=A1>=1」→書式で黄色を選択→OK

適用先に「=$A$1:$U$20」と入力(セルをドラックすれば、自動入力される。)

OKをクリックします。

-Excel, IF, SAS, SUM, 条件付き書式

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

WORKライブラリをLIBNAMEで自動的に割り当てる方法を考察【PATHNAME】【%SYSFUNC】

今回はWORKライブラリをLIBNAMEで自動的に割り当てる方法を考察していきたいと思います。 workライブラリはlibnameを使ってlib_1のようにライブラリ名を割り当てる事ができます。 /* …

【SAS】DATETIME関数はSAS日時値を取得する。

今回はDATETIME関数について解説します。 /* datetime_1 */ data data1; aaaa = datetime(); run; datetime()はSAS時間値を取得する。 …

【SAS】ARRAYステートメントは配列を設定することができる。その2

今回はarrayステートメント(その2)について解説します。 以前、過去記事でarrayステートメントについて解説していました。⇒【SAS】ARRAYステートメントは配列を設定することができる。 | …

【SAS】PUTステートメントは再帰的に型変換ができない。

今回はPUTステートメントの再帰的な型変換について解説します。 (なお、通常のPUT型変換の使い方は以下の記事で解説しています。⇒【SAS】PUTは数値型を文字型に変換する | ビジネスイッチ (ho …

【SAS】%PUTステートメントは文字列をログに出力する。その2

今回も%PUTについて解説します。 以下の記事では、%putにより、文字列をログに表示できるという内容でした。 【SAS】%PUTステートメントは文字列をログに出力する。その1 /* 1+1 */ % …