NOTE SAS

【SAS】「引用符で囲まれた文字列の後の識別子の意味は、将来のSASリリースで変わる可能性があります。」の対処法【NOTE】

投稿日:

今回は、

「引用符で囲まれた文字列の後の識別子の意味は、将来のSASリリースで変わる可能性があります。」

とログメッセージが出た時の対処法について解説します。


/* メッセージ_1 */
data data1;
 id1="1111"; id2="1111"; id3="1111";
   output;
run;

data data2; set data1;
 if id1 = "1111"or"2222" then output;
run;
  • “1111”とorがくっ付いているために、ログメッセージが出ている。(実行はできてる。)
  • 将来のSASバージョンでうまく読み取れない可能性があるから、スペースを入れるように促される。

/* メッセージ_2 */
data data1;
 id1="1111"; id2="1111"; id3="1111";
   output;
run;

data data2; set data1;
 if id1 = "1111" or "2222" then output;
run;
  • “1111”とorの間にスペースを入れたことで、ログメッセージは出ない。

-NOTE, SAS

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【SAS】TRIM関数は文字列の連結時に末尾のスペースを除去できる。

今回はTRIM関数について解説します。 /* trim */ data data1; Id1=1111; Char1=”AA AA”; output; Id1=2222; Char1=” BBBB”; …

【SAS】NODUPKEYはソート時に重複を削除する

今回はNODUPKEYについて解説します。 data data1; id=”A”; chiku=”SHINJUKU1″; 数字=1; output; id=”A”; chiku=”SHINJUKU2″ …

【SAS】列名と列ラベルの表示を切り替える方法【LABEL】

今回はデータセットにおける列名と列ラベルの表示を切り替える方法を解説します。 /* label */ data data1; attrib Id1 length = 8 label = “Id1111 …

【SAS】SUBSTR関数を使って右から文字列を切り取る方法について解説【LENGTHN】

今回はSUBSTR関数を使って右から文字列を切り取る方法について解説します。 (参考:【SAS】SUBSTR関数は文字列から指定した文字数分切り取る。 | ビジネスイッチ (how-to-busine …

WORKライブラリをLIBNAMEで自動的に割り当てる方法を考察【PATHNAME】【%SYSFUNC】

今回はWORKライブラリをLIBNAMEで自動的に割り当てる方法を考察していきたいと思います。 workライブラリはlibnameを使ってlib_1のようにライブラリ名を割り当てる事ができます。 /* …