今回は国民年金の追納方法について解説します。
[目次]
1.納付書の入手
国民年金で納付の猶予や免除を受けた場合、保険料は10年までさかのぼって追納できます。(参考元:国民年金保険料の追納制度)
追納する場合は、最寄りの年金事務所に連絡をし、納付書を郵送で入手します。
私は年金事務所に電話で連絡をし、納付書を郵送してもらいました。
電話の場合、おおまかに以下の流れとなります。
基礎年金番号、氏名、追納したい旨を伝えます。
例:「年金番号〇〇の年金太郎です。国民年金の追納をしたいと思い、電話しました。」
本人確認をされるので生年月日などを伝えます。
例:「生年月日は〇〇〇〇年△△月××日です。」
追納したい対象期間を伝えます。
例:「平成〇〇年△月~平成〇〇年△月分を追納します。」
納付書は1か月分、6か月分等、いくつか種類があるので、どの種類の納付書が欲しいのか伝えます。(迷ったら全期間分、1か月タイプの納付書でもらうのも全然アリ。)
例:「全期間分、1か月の納付書で納付します。」
最後に納付書の送付先住所を伝えます。
2.支払い
国民年金の追納は古い時期から順番に行っていくことになっています。
間違えると還付金手続きをすることになり、二度手間になってしまうため、要注意。
納付書には有効期限があるため、期限内に納付します。(期限が切れてしまっても納付書を再請求することで納付できます。)
コンビニ等で支払いをします。
基本的には市民税・県民税と納付の流れは変わりません。
市民税・県民税の納付方法は以下の内部リンクから見ることができます。
3.控除
追納を行った場合は保険料分の控除を受けることができます。
年末調整前に追納を行った場合は、正しく書類に記入することで税金計算に反映されます。
年末調整に間に合わなかった場合は領収証書と源泉徴収票等を持参して税務署や役所の窓口で手続きをすることで差額分の還付金請求をすることができます。
今回の記事は以上です。