今回はカンマ区切りのCSVファイルをExcelのシートに展開する方法について解説します。
[目次]
1.Excelで開く方法【問題あり】
以下の内容のCSVファイルを用意します。
![](http://how-to-business.com/wp-content/uploads/2020/04/ed93c73c923c31aff888eff2f8dda7b9.png)
「プログラムから開く」→「Excel」で開くとCSVファイルの中身がExcelシートに展開されます。
![](http://how-to-business.com/wp-content/uploads/2020/04/d08c8a6b929080637b7af2d503aa8c2b.png)
CSVファイル内の数値が長すぎて、Excelで開くと指数表記となっていることがわかります。
2.データ区切りを使う方法
Excelシートの書式設定を文字列にした状態で、CSVファイルの中身をそのままExcelシート上にコピぺします。
![](http://how-to-business.com/wp-content/uploads/2020/04/0ff7b09c358741cae7d6b8d890ea939e.png)
続いてA1~A3を選択した状態で「データタブ」→「区切り位置」を選択します。
![](http://how-to-business.com/wp-content/uploads/2020/04/5d25dedd88d8333a47bc3f8870ae2f1b.png)
区切り位置指定ウィザード-1/3画面で「次へ」をクリックする。
![](http://how-to-business.com/wp-content/uploads/2020/04/0f973785365608a57ea0768dfd14fc02.png)
区切り位置指定ウィザード-2/3画面で「カンマ」にチェックを入れ、「次へ」をクリックする。
![](http://how-to-business.com/wp-content/uploads/2020/04/42104149bc4c2bed5ffb2a25597a989e.png)
区切り位置指定ウィザード-3/3画面で全ての列のデータ形式を文字列にして「完了ボタン」をクリックします。
このとき、Shiftキーを押しながらデータプレビューで列をクリックすると複数列選択することができます。
![](http://how-to-business.com/wp-content/uploads/2020/04/dc4c1ac94b457d046e1033691ca0e4dc.png)
![](http://how-to-business.com/wp-content/uploads/2020/04/beda90490ffcbe073c601765a9504fd2.png)
CSVファイルをExcelシート上に展開することができました。
![](http://how-to-business.com/wp-content/uploads/2020/04/692b3eefd0630e5032c41430bbbecb4c.png)
3.データの取得を使う方法
Excelファイルの「ファイルタブ」を選択します。
![](http://how-to-business.com/wp-content/uploads/2020/04/934fbd72f420915eafeea43d80631c99.png)
オプションを選択します。
![](http://how-to-business.com/wp-content/uploads/2020/04/8baaf2152911c82bb0ed808c0a24dee2.png)
「データ」→「レガシデータインポートウィザードの表示>テキストから(レガシ)」にチェックをして「OKボタン」をクリックします。
![](http://how-to-business.com/wp-content/uploads/2020/04/ae9447b153ba6d8b095a39e76221367f.png)
「データタブ」→「データの取得」→「従来のウィザード」→「テキストから(レガシ)」を選択します。
![](http://how-to-business.com/wp-content/uploads/2020/04/50f53a39de2ff974d0c702397f1ca3ab.png)
その後ダイアログボックスでCSVファイルを選択するとテキストファイルウィザード画面が表示されます。
![](http://how-to-business.com/wp-content/uploads/2020/04/7ec06bd51e5795cce89e97ca611ecc83.png)
「2.データ区切りを使う方法」の「区切り位置指定ウィザード画面」で行った同様の操作を「テキストファイルウィザード画面」でも行います。
最後に「データの取り込み画面」が表示されるので「既存のワークシート」を選択して「OKボタン」をクリックします。
![](http://how-to-business.com/wp-content/uploads/2020/04/7486c872519c9476a49c9b4109793e33-956x1024.png)
CSVファイルをExcelシート上に展開することができました。
![](http://how-to-business.com/wp-content/uploads/2020/04/a8e51a0516af1c40b355d737895bb080.png)
今回は以上です。